I'm Swayin' in the Air

旅と音楽とフジロックとブラジリアン柔術

ソチ五輪最大の見所はフィギュアでもジャンプでもなく、やはりアルペンの湯浅直樹

画像1

ソチ五輪始まりましたね。僕は冬季五輪の方が好きです。基本的に道具を使う競技ばかりなのでスピード感が段違い。

マスメディアはこぞってフィギュアスケートやスキージャンプの話ばかりしてますが、見所はそんなところにない。やはりアルペンスキーこそがスノースポーツの王様。特にスラローム日本代表の湯浅直樹選手を激しく応援している。

ソチ五輪で引退を宣言している佐々木明選手も国内屈指のスラローマーですが、湯浅選手は過去の日本のアルペンスキーヤーの中でも一番才能に恵まれた選手じゃないかと。どれだけすごいかをまとめてまた。 ====

乗ってる板が日本製


いきなりギアの話でアレですが、彼は日本製「HART」の板で世界の強豪と戦ってます。これは異例。

「板なんてどれも同じだろ」と思うかもしれませんがとんでもないです。F1でいえばハンドル+タイヤみたいな役割。めちゃくちゃ重要。ヨーロッパの強豪選手はアトミックやフィッシャー、ディナスターなど海外の製品を使ってます。

でも湯浅選手は一貫してHART使用。モーグルでは有名ですが、アルペンでHARTを使って上位進出しまくってる選手は見たこと無い。そんな意味でも応援したい。

世界選手権と五輪どちらも入賞してる


アルペンスキーは「FISワールドカップ」という年間40戦程度世界各地を転戦する大会が基本で、2年に一回「世界選手権」と4年に一回の「オリンピック」がやってきます。湯浅選手は、日本の現役選手で唯一世界選手権とオリンピックどちらも入賞の経験あり(もう一人ははるか昔の猪谷千春)。

日本人は、ワールドカップでは何度か表彰台に立ったり入賞したりしてますが、世界選手権やオリンピックではなかなか上位進出できない。過去もっとも惜しかったのがトリノ五輪での皆川賢太郎選手(上村愛子ちゃんの旦那さんね)。

一本目3位。それだけでも僕はテンションあがりまくってたんだけど、二本目怒涛の攻めスキーするも惜しくも4位でフィニッシュ。「ついに日本人がオリンピックで表彰台くるうううう!」などと叫びながら観てたんだけど惜しかったんですよねー。

ちなみにこの時湯浅選手も7位入賞。トリノはフィギュア荒川選手の金メダルしかマスコミ取り上げてなかったけど、ヨーロッパでは「日本人が4位と7位に入った!」と大々的に報道されてたそうです。まあそれくらい上位進出が難しい競技。

そんな常識を、ソチでは湯浅選手がぶち破ってくれるんじゃないかと期待してるわけです。

いつも二本目がすごい


湯浅選手はいつも二本目がすごい。あの爆発的な滑りが二本揃ったら表彰台どころか金メダルとれる。ほんとに。

スラロームは二本のタイム合計で順位が決まるんですが、出走順はランキングで決まるんですね。アルペンスキーは出走順が遅くなるほどコースが荒れてるので不利になります。なおかつ一本目に好タイム出さないと足切りで二本目に進めないという過酷な競技。

湯浅選手が出走順遅かった2005年ワールドカップスロベニア大会。ガッタガタの斜面になってる50番台くらいの出走からどうにか二本目に進んだ湯浅選手は二本目に爆発的な滑りを見せていきなり7位入賞。二本目は全選手中最速という衝撃。

その後も、彼が上位に入ってくる時は二本目に凄まじいタイムで飛び込んでくるのが定石に。ほんと頼むから二本揃えて欲しい。プレスリリースみると、今シーズンのワールドカップで遂に第一シードに入った様子の湯浅選手。これは本気で期待できるんじゃないかな!日本人初のアルペンスキーでメダル獲得して欲しい!