I'm Swayin' in the Air

旅と音楽とフジロックとブラジリアン柔術

bloodthirsty butchers吉村秀樹。あれから一年。

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孤高と狂騒の天才パフォーマー、吉村秀樹の逝去から一周忌。今日も僕はいつもの通りiPodで bloodthirsty butchers を当たり前のように再生している。
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少しだけ振り返る


世間的には5/27が命日だけど、僕が訃報を聞いたのは2013/5/28未明だった。あの知らせを聞いた時、悲しいとか悔しいとかじゃなくてあいつ何やってんだ!あのサウンド鳴らすやつ誰もいなくなるじゃねーか!っていう憤りの方がすごくて、もうやたらめったらブッチャーズを爆音でかけてた。

箝口令的なのは敷かれていたけど、5/29になってインターネット上でちらほらと噂になり始めてた。その噂を聞いたたくさんの人が不安になって吉村さんのTwitterアカウントに「元気ですか?大丈夫ですよね?」みたいなことを話しかけてた。当たり前のように、吉村さんからのリプライは無い。そんな光景を僕はぼーーっとしながら眺めていた。

僕はほんの数人の、信頼できるブッチャーズ好きな人にだけ伝えた。みんな残念がっていた。「7月」のあの幻想的で独特のリヴァーブとファズの組み合わせは二度と聴けない。残念以外の言葉が見つからない。

5/30になって世間に発表。Yahooニューストップに出てたよ。訃報とブッチャーズ4人のあの写真が。CDもめっちゃ売れてたらしいよ。ちなみにあのタイミングでヤフオク出して高値でCD売った奴と、吉村さん存命中にギター四本盗んだ奴は、今頃間違いなく地獄に落ちて吉村さんに殴られてるね。

たくさんの追悼ライブやグッズや


この一年、ものすごい量のブッチャーズ関連商品がリリースされた。最高傑作にして最後のアルバム「youth(青春)」、写真集、DVD、トリビュートアルバム、追悼的な意味合いを持ったライブやその他もろもろ。

ごめん。ほとんど無視した。

無視っつーか、僕の中ではまだblootthirsty butchersのバンドワゴンが止まってなくて、追悼っぽいやつがまったく響かなかった。以前も書いたかもしれないけど、吉村さんはよく「ったくよー。どいつもこいつも売れるとライブ来なくなりやがって」って悪態ついてたじゃん。こんなの本人みたらキレるに決まってんだろ、って思いながら見てた。

あー。でも。もう。吉村さんたぶん怒るわー。「うるせえいいから買えよ」って。10年近く会ってなかったのに完璧に覚えててくれてた吉村さん。「おまえさー、アカウント紛らわしいんだよww」「ですもねーわかってますよw消しますか?」「いいんだよそのままで。そういうことじゃねーんだよ」っていう会話思い出す。

吉村さんのあの話し声。話し方。思い出せるぞー。ぶっきらぼうだけど優しい雰囲気のあの語り口。しばらく会えないけど仕方ない。我慢しよう。

そしてwe love butchers


渋谷O-Eastと新代田Feverで同時開催されてるトリビュートライブ。たぶん最後だろうな。こういうのは。5/27のライブは仕事がどうしても終わらなくて行かなかった。今日5/28はどうしようかな。行ける気もするけど気分的にまだ行く気になってない。その気になったら行こう。