昨年末に出ていたOWENの「other people's song」を購入。90's EMOの中でも「通好み」の名曲が、優しく包まれるギターと歌声で再現されており美し過ぎてもうため息しか出ない。2015年はまさにemoリバイバル元年。今聴くべき音源だろう。
今さら説明は不要だろうが、OWENはこのブログでも散々出てくるamerican footballのマイク・キンセラによるソロプロジェクト。
シカゴエモの重鎮は、多くのアコースティックギターメインの美しいアルバムをコンスタントにリリースし続け今やエモキッズから羨望と尊敬の眼差しで見られているわけだが、今回のカバー集もまた「どこから切ってもキンセラ節」になっておりこの男はいったい僕に何リットルの涙を流させるというのか。同い年だけど。 ====
ジャケ分解
裏ジャケ。ザッツエモ。
国内盤の帯。「シカゴ唄心」っていい言葉だなあ。
ライナーノーツの一部。岡村詩野さんが書いてる。採用されてる曲の詳細が書かれてるのでとても参考になる。「ゼアゼアゼア」ってカタカナで書くともう何が何だかわかんねーw
中ジャケの写真も、まさにエモの方程式とも言える美しさだ。
原曲探訪
そして内容も全部カバーなんだけど、全然カバーアルバム感ない。
どっから切ってもowen節。
1曲めはLUNGFISHのこのマイナーな曲をしっとりアレンジに。
MOJAVE 3の名曲きたあああ!!
懐かしくて胃液逆流しまくってきた。
Against Me!
名前は知ってたけど音初めて聴いた。
歌ってる女の子超かわいい。
終電間際に靴脱げて「わざとだよ?」って言って欲しい。
とまあ原曲知った上でこのアルバムを聴くと、よりowenの素晴らしさが伝わるんじゃないかと!
初回特典DVD
そしてこれが非売品の初回特典(確か)、2013年来日時のDVD-Rである。こういうのをさくっとつけてくれるのは嬉しいなあ。「CDが売れない」とか言ってるアーティストはこういう特典やジャケットで頑張ればいいのにね。
神々しさを感じる、キンセラのシンプルなアコースティックセット。このライブ、チケット取り損ねて行けなかったんだよなー。本当に美しいよ…。