I'm Swayin in the Air

起業3年目を迎えました

バルと、カフェと、サンジュセップ市場。PRIMAVERA SOUND 2015 day2はこいつらを観ろ


ここ数年、仕事で韓国やシンガポールに行く機会がありました。その中のわずかなプライベートの時間を使って観光もするんだけど、僕は「◯◯の歩き方」みたいな本よりも現地で生活してる人のエッセイや観光先が舞台となってる小説を読み、登場する場所に行ってみるのが好き。
 
2015年5月26日、人生で初の渡欧ということで現在がっつり活字を読んでます。スペインはとにかくバルとカフェがめっちゃ充実してるみたいですね!あと食事も、アホスープとかめっちゃうまそうでとにかく食べまくり飲みまくる計画を立ててます。いやー早く行きたい!あとサンジュセップ市場も楽しそう。当日はガンガンブログを更新するぜ!
 
というわけでprimavera sound2015で俺はこれを観る!day2バージョン。day2はよ…RIDEがオオトリなんだぜ……。昔から大好きだったんだけどライブしょぼそうで今からみるのが怖いんだぜ。
 

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DISAPPEARS 

17:00-17:40[RAY-BAN]
★★

 

 

 
シカゴの実験的パンクバンドDISAPPEARS。パンクというか、CANなどに代表されるドイツのkroutrock的なアプローチ。でもさすがシカゴだけあってギターの音がぶっちぎりでかっこいい。
 
音がアルビニっぽいなー、と思ってたらどうもアルビニのスタジオで音源が録音されたらしい。やはり。分かり易すぎるw
 
 
The Pastels
17:40-17:45[HEINEKEN]


 
 
disappearsと同じ時間になんとThe Pastels。スコティッシュインディポップの神様やぞ!観ないわけいかないだろふざけんな!
 
どうしようかな。Pastelsはまあ観る機会ありそうっちゃありそうなんだけどなあ……。とても悩ましい。
 
 
 
THE KVB 
17:45-18:30[ATP]


 
 
 
イギリスの電子音系シューゲイザーデュオTHE KVB。 名前はマイブラを意識してんのかな。知らんけど。
 
 
SR.CHINARRO 
18:40-19:25[RAY-BAN]
 



スペインのオルタナ系。スペイン語で歌われるオルタナサウンドは新鮮。そしてMVを見てるとスペインの「カフェでの出会いはスタンダード」な雰囲気にアジアンボーイK出もテンションあがってきた!今からスペイン語覚えるか! 
 
 
Julian Casablancas+The Voidz
18:50-19:50[PRIMAVERA]
★★
 

 


日本人にとって仇を討たねばならぬシリーズ第2弾ジュリアン・カサブランカス様。1月ジュリアン来日ドタキャン、4月The black keys来日中止と煮え湯を飲まされ続けた俺たちはスペインでジュリ様を見るべきなんだ…!
 
 
WRY
19:00-19:40[RAY-BAN]
 



これ誰なのー!知名度まったくなさそうだけどネオシューゲイザーとキラキラアルペジオ絡めてて綺麗だわー。スペイン語かな。いろいろ見てるとどうもブラジルのバンドなのかな(違うかも)。世界には色々なバンドがいる。そしてバンド名みてるとなんかジョジョ読みたくなるよね。
 
 
EX HEX
19:00-19:45[PITCHFORK]


 
 
 
MERGEの新人。女の子三人組によるガレージパンクバンド。最近こういうバンド多くて良いねー。
ギターの音がわりと思いっきり単純なディレイかけてんのにこんなにかっこよくなるのかと。フランツとかストロークス以降の定石の一つ。
 
ジュリアンとど被りしてるからたぶん観られないかな…。


Miquel Serra
19:20-20:00[adidas original]



ベッドルームミュージックっぽいインナーサウンドと、目立たないのに変幻自在な変拍子を出しまくってる、マイケル・セラ。この人もスペイン語ですかね。観たいなー。ジュリアンがだるかったら途中離脱して観るか。
 
 
The New Pornographers
19:30-20:25[ATP]
★★★
 

 

誰なの!バンド名ダサすぎて全然調べてなかったけどめちゃくちゃかっこいいんだけど!!!もう少しまともなバンド名つけてお願いだから。
 
バンクーバーのバンドらしい。調べてると結構昔から活動してるのかな…。
 
 
さあ、そしてここからが本当の地獄だ。めっちゃ観たいバンドが同時間帯に4つも集まってるぞ!スケジュール組んだ奴はほんとサグラダファミリア内鬼ごっこで一生鬼役やらされるイジメにあってきて!
 
Damian Rice
21:10-22:10[PRIMAVERA]
★★


 
さすがに観たいぞアイルランドの至宝、ダミアン・ライス。名曲「I don't want to change」を聴ける日がついにくるのか。


PERFUME GENIUS
 
21:30-22:20[PITCHFORK]
★★★


 

最近話題のパフュームジーニアスくん!なんかいつも上半身脱いでるしかなりアーティスティック寄りっぽい雰囲気のあるシアトルのシンガーソングライター。マタドールから出てるし外れるわけない。
 
あーーーー観てえよ! 


Belle and Sebastian
21:30-22:20[ATP]
★★

 
地獄はまだまだ続く。何とこの時間にベルセバか!いやほら、ホステス来てたけど「スペインで観るからいいや」って思って行かなかったし、なんならフジロックだって行くか行かないかの瀬戸際なんだし絶対観たかったのにほんとどうすりゃいいんだよ。
 
 
 
The Hotelier
21:50-22:35[ADIDAS]

 
おれの観たいバンドをここでジャブのように入れるんじゃないよ!詳しいことは知らないんだけどギターが最高にエモくて好き。最近のエモだろうけど、曲間のアレンジとかが昔のエモっぽくて好きなんだよなー。
 
 
 
Sleater-Kinney
22:20-23:35[HEINEKEN]
リユニオンのスリーターキニーがここで!上記4つのかぶり地獄からは少し抜けてるけどつらいのは変わりない。
 
 
The Church
22:40-23:35[RAY-BAN]
ポストポンク世代以降、オーストラリアでもっとも成功したバンドの一つといわれるThe Church。フォーク・サイケデリアの王様的な感じであり、エコバニとか好きな人は見た方がいいよねえ。
 
 
 
RIDE
23:45-01:15[PRIMAVERA]
★★★
 
これはさすがに見逃すわけにはいかないだろう…。シューゲイザー四天王最後の1ピース、RIDEが大型フェスのトリを飾るのだ。
 
コーチェラでは悲惨なクオリティのライブをやっていたRIDE。不安は消えないが、フェスのトリはサウンドチェックから何から何まで優遇される。さすがにやってくれるだろう。
 
 
Ariel Pink
00:10-01:10[PITCHFORK]

 
変態ローファイポップスのAriel Pink。インディ時代のフレイミングリップスとか好きならピンとくるであろうど変態ポップ。なんかインタビューで「パティ・スミスが大嫌い」って言ってるみたいだけど同じフェス出てるので遭遇しないことを祈るしかないです。
 
 
 
Death From Above 1979
00:50-01:50[RAY-BAN]
★★★
 

 
フジがロイヤルブラッドで盛り上がるならプリマベーラはDeath From Above 1979で大爆発だ!もはやヨーロッパで大人気の二人組ガレージバンド。このゴリゴリしたらベースが最高に好きだ!
 
かぶり問題でいうと、たぶんRIDEが「vapor trail」演奏してるあたりなんじゃないかなあ。吐くね。まちがいなく。
 
 
Alt-J
01:30-02:45[HEINEKEN]
★★★
「next radiohead」みたいな言われ方されてるAlt-J。ちなみにコーチェラ観てて良すぎて卒倒レベルであった。海外フェスだともうトリか準トリレベルになってるようで、深い時間帯のでかいステージに登場。
 
 
 
Jon Hopkins
02:00-02:55[ATP]
★★★
 
おい、なんだこの仕打ちは。Jon HopkinsのAlt-Jってファンだいぶ被るだろうが!バルセロナの真夜中に鳴り響く「Lost in thougut」を想像しただけで絶頂確定。
 
 
Ratatat
03:00-03:55[RAY-BAN]
★★
全然知らなかったなー。この「Loud Pies」というこの大胆なインスト曲聞いて心震えちゃってるんだけど。でもこんな時間まで起きてられる時間が無いです。
 
 
Movement
03:00-03:55[PITCHFOLK]
★★★
シドニー出身、圧倒的ダウナーエレクトロサウンドを鳴らす存在感やばすぎるバンドmovement。フジロックでディスクロージャー見た時に思ったんだけど、いまのテクノ(非EDM)ってこうなってるのか!と感動したんだけど、それと共通するあまりにもダークなアトモスフィア。
 
そしておれの眠気もダンサーインザダーク確定。スペイン美女達よ。さあ、僕を目覚めさせるんだ。待ってます!
 
つーかRatatatとMovementどっち見ればええんやー!!!!
 
 
 
THE SOFTMOON
04:00-05:00[ADIDAS]
★★


premaveraはまだおれを寝かせてくれないのか。サンフランシスコ在住ルイスくんによる宅録プロジェクトは完全にジョイディビジョン的なアプローチ。親からどういう教育受けたのかちょっと問い詰めたい。 もっとこう、まったりテクノ踊りながら夜を過ごしたいのにガチンコで観てまうやんけ!
 
 
 
というわけでday2はとにかく観たいバンドが地獄のようにかぶりまくるというスケジュール。人間って選択肢多いことが必ずしも幸せじゃないんだね……ってことを痛感する予習時間でした。
 
あと色々わからないことも多いのが不安。ホテルから会場まで遠くはないけど近くもなくて歩くのだるそう。帰るにはタクシー使ったほうが良さそうなんだけど、夜中タクシー走ってないらしいんだよなー。治安も悪いらしいし。悩みはつきねーぜ。