健全な食生活を心がけるアラフォーにとっての「かつ屋」は心強い。つい先日もカツ丼を異常に欲して仕事もそぞろに駆け込んだ。その時の話だ。なお上記の写真は適切なモノがなかったので、人類の進化的な写真をアイキャッチで入れた。意味はない。



僕の隣の男子大学生4人組みたいな子たちが就職戦線について話していた。なぜ気づいたかというと、僕が働いてる会社の話題で盛り上がっていたからだ。食べてる漬け物を吹きそうになったのをこらえた。

彼らによると、僕が働いてる会社は今後も世界に羽ばたく企業であり将来有望。しかし、しばらくは給与が低いことで有名らしい。僕は食べてる豚カツが喉を通らなくなってきた。事実か否かはコメントを差し控えたい。


その後、彼らの話題はいわゆる商社など有名企業の話にシフトしていった。やれ「◯◯は休みが取れやすい」だの「◯◯は給与が良いけど激務で…」など、よく知ってるなーと関心するレベルでいろんな企業の話が出てきている。たぶん彼らはこれからまもなく就職活動が本格化していくのだろう。頑張っていただきたい。しかし、どの企業が良いだの悪いだの意識高い見定めをしていて本当にうまくいくのだろうか……まあ完全に余計なお世話なんだけどね。

就職戦線では「就職偏差値」みたいなものがあるらしい。割と本気でそれを気にしてる大学生の皆様が多いそうだ。知らなかった。みんなランキングが好きだなほんとに。でも大卒の新卒が入るようなホワイトカラー企業は、はっきりいってどんな会社に入ろうがたいして変わらないのでは。キツいとかキツくないとかの前に、新卒で入る時点で将来の幹部候補だろう。そのレールにとりあえず乗っておく方が良いとおじさんは思うんだよな。

僕なんぞ見事なまでに就職活動をせず、20代の頃はしばらくフリーターをしていた。そのあと悪徳不動産会社に入り見事なまでのブラック企業で2年も働くという地獄を見た。ひとしきり病んだ後、流れ流れて29歳の時にweb企業に未経験で入社。適正あったようで、初めて「働くことが楽しい」と感じたものである。次に入った会社が、とある規模の大きい会社に買収されて、今でもそこで働いてるというわけだ。僕みたいなカスみたいな経歴でも今のところギリギリクビは繋がっている。

ところで新卒で入ってくる子たちのスペックにはいつもビビる。彼らからしたら「KDさん、よく生きてますね」と思われてもおかしくないレベルだろう。とりあえず目の前のことを片っ端からこなしてきて、明日も明後日も、来月も来年もまた目の前のことを片っ端からこなすだけこなそう、という気持ちを再び思い出させてくれたのは「かつや」の就職戦線4人組だ。仕事において失うものなどなく、意識高いも低いも関係ないのである。そんなことを思い出させてくれた彼らには礼を言いたい。

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