I'm Swayin in the Air

起業3年目を迎えました

ゆるめるモ!のライブに行ってきたよ。3時間の圧巻ロックフェス状態で意識飛びかけた

強烈な体験をしてしまった!
 
満員のリキッドルーム。開演前のSE、blurの「song2」で客席から「うーふー!」コールが起こり、開演すると強烈なコールアンドレスポンス。リフトして情熱的なアクションをする人。モッシュ。そんな3時間ぶっ続けワンマンライブを観てきたんだけど、パンクバンドでもハードコアバンドでもない。
 
アイドルだ。
 
 
というわけでワタクシ「ゆるめるモ!」という、いわゆるアイドルのワンマンライブに行ってきたんですが、演者、バンド、観客ともに凄まじいクオリティと狂乱の3時間を目の当たりにして度肝抜かれました。これは確実にガチファンになってしまったかもしれない…。
 
今までアイドルのライブに行ったことなかったんだけど、実はわりと気になってました。特に同じ洋楽クラスタの人が次々と「ベルリン少女ハート」にハマっていったり、先日偶然「あゆみくりかまき」のライブ動画を観て
 
 
「このカルチャー、半端ねえ」
 
 
とは思っていたんです。で、とあるとき「ゆるめるモ!」のCDを聴く機会が。
 
 
ゆるめるモ!
2016-07-13
 
この作品、ポップスとしての完璧なクオリティ。すごすぎ!
 

 

「サマーボカン」、イントロのギターの時点で完全に尋常じゃないぞこれは…と思ったら箱庭の室内楽のハシダさんが全面的に入ってるんですね、というか一緒に音源出してるのか。完全に素人だな僕。で、もっとビビったのがベース、nenemの人なの!!nenemかっこよかったよなあ…。




「めんどいしんどいPUNKするか」なんて曲名の時点でガチだし、 サムネイルがビースティじゃねーかwって思って動画見たらドラムが高石さんだと…。いったいどういうことなの…。


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というわけで彼女たちのエポック的なライブであるのでしょう、恵比寿リキッドルームにいってきました。
 
「熱狂的なファンの人がいっぱいいるのかな」なんて軽い気持ちでいったんですけど、ほんとすいませんでした。「熱狂的」なんて月並みな言葉はそぐわないです。ファンの方々、完全にハードコアでした。男性ファンも女性ファンも、リフトしまくって叫んでる姿見て確実に僕の意識もぶっ飛んでました。

正味3時間の爆裂一本勝負ライブだったんですけど、僕みたいな洋楽オタどストライクのニューオーダーっぽい曲だったり、アクモンみたいな怒涛のフレーズの曲ががんがん流れてきて最高かよ状態。個人的には後半に披露された「Sweet Escape」の曲構成に「なんじゃこれは!クラウトロックやんけ!」と思って帰宅後に調べてたらwikipediaに「NEU!を彷彿とさせる」とか書いてあってやはり意図的なのかとニヤけてしまいました。

彼女たちは明確に「ロックバンド」であることを意識してるんでしょうね。僕は勝手に「アイドルの人たちって、プロデューサーが用意した曲を歌ってるだけなのかな」なんて失礼なこと思ってたんですけど全然違う。あのちゃんが最後にMCで「うるさいとか思われるかもしれないけど、私たちはこういう曲が好きなんです」みたいなセリフ、かなり精神にキた。「ぐだぐだ言うな、自分たちが好きだから好きなママ表現してる」なんてもう10年以上前にどこかに置き去りにしてきてしまった感情な気がする。
 
 
 
以前からゆるめるモ!を支持されてる方々からすると「何今更言ってるんだ」と思われてしまう気がするんですが、本当にすごかったです。これは…これから完全に追っかけてしまいそうだーーーーー!