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新中野「珈琲や」でモーニングセットきめていく

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人は新しい土地に住むとまずカフェを探すのはなぜだろうか。

僕は「ルーチンをスタートできる場所が欲しい」からだと思ってる。

引っ越してきたばかりの頃は新しいことばかりで「毎日決まってやること」がなかなかできない。

だからせめてカフェにいってコーヒーを飲んでホッとするルーチンタイムが欲しいのではないだろうか。

 

中野坂上に引っ越してた3ヶ月前、僕もやはり居心地の良いカフェを探して自転車でウロついてた。

そこでふと見つけたのが「珈琲や」という地元民が多そうなカフェだ。

ここは良い。

 

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木目調の落ち着いた雰囲気。

店内で豆を焙煎しているため、焼いたコーヒー豆の香りが充満しており好きな人にはたまらないのである。

 

僕はこの香りをかぐと父を思い出す。

中年になると一定の割合でハマる人がいるという通称「コーヒー沼」。

家庭用焙煎機を購入し、怪しい卸売業者に出入りして生豆を買ってくるようになり「明日の朝は美味しいコーヒーを淹れるぞ〜」といって寝る前に焙煎し始め家の中が匂いで充満するアレである。

父も例外なくそれだった。

毎晩焙煎してて、焼いた豆のカスが床に飛び散っておりそれを母が「何してんだよ…」みたいな感じで掃除機をかけてる仲睦まじい両親の姿を思い出すんだ…。

ああ懐かしい実家の情景…。

 

2人とも今でも元気に生きてるけど。

 

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ほどなくしてやってきたおれのモーニングトーストセット。

 

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素晴らしい焼き目のトーストだ。

さくふわ厚切りの激ウマトーストに高級そうなバターが乗っている。

バターなんて近所の「肉のハナマサ」で「プロ仕様」とか書いてあるわけのわからないプライベートブランドしか買えないような僕にとって、このバターはもはや別の食べ物。

バターで幸せを感じられる人生、羨ましいだろ?

 

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キュートなデザインの「珈琲や」オリジナルマグカップ。

 

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深く丁寧に淹れられたと思われるブレンドコーヒーは絶品である。

プロが淹れるコーヒーはほんと全然違うな。

僕も自宅に最低限のコーヒーセットがあり、自分でコーヒーを淹れることもあるのだがこの美味しさは出せない。

 

やはり父を思い出す。

定年退職した父に、僕は「そんなにコーヒー好きなら、定年後の楽しみとしてカフェ経営すれば?」と言ったことがある。

父は少し考えて、こう言った。

 

 

「セブンイレブンのコーヒーの方が美味しいし、今からカフェやっても無理だろ」

 

 

父よ、その高い焙煎機と高い生豆を今すぐメルカリに出して売っぱらってこい。

まあとにかく言いたいのは、そんなコーヒー沼に溺れる人間ですら、自分で淹れるよりもコンビニコーヒーの方が美味しいと感じてしまうくらいクオリティに差があるらしい。

そして、当たり前のようにコンビニコーヒーよりも数倍美味しいこういったカフェのコーヒーは、もはや無形文化財に指定したいくらいだ。

無形文化財の概念知らないから適当に言ったけど。

 

何はともあれ「珈琲や」のモーニングは朝の活力を与えてくれるメニューであり近場の人はお勧めである。

場所は新中野駅鍋屋横丁交差点から歩いて数分のところにあるのでぜひ訪れて欲しい。