I'm Swayin' in the Air

生きてて楽しい

my bloody valentine@東京国際フォーラム

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「人間の耳はギターの轟音にどこまで耐えられるか?」という盛大な人体実験から生還しました!my bloody valentine今年3回目の来日公演、「フジロックはリハーサルでしたかね?」と勘ぐるレベルの素晴らしい演奏。マイブラはもうフェスとか来なくていいよ。毎年屋内で爆音鳴らしにきてください!

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前日


ライブ前日、こんなツイートが出回ってました。


電気工事wwケヴィンさん何やってるんですか由緒正しき日本のクラシカルなミュージックホールをノイズ仕様にしないでくださいww大好きだ!


デシベルの音圧レベルってよく知らなかったのですがこれが一番よくわかるな、と。飛行機の爆音超える音ずーっと鳴らして有楽町は大丈夫なんですかねえ…。



とまあこんな感じで日本のノイズ教徒たちは迫り来るマイブラ轟音祭2013を煽りに煽って楽しみにしていたわけです。僕も楽しみですよ。実はチケットも高くてあまり行く気なかったんですが、偶然お安くチケット譲って頂きましてありがたく行かせていただくことにしました。



開演前


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国際フォーラムに貼られたくそダサいデザインのポスター。もう少し頑張れ。でも僕らみたいな轟音に取り憑かれた頭の(耳の)おかしい人達は「my bloody valentine」の文字列だけでハァハァしてる。みんなしてる。

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国際フォーラムみたいなお行儀の良いライブ会場初めて入りました。受付の人スーツ着てる。シ○ズオ○トの青いジャンパー着てる人一人もいないよ。

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チケットの半券と配布された耳栓。今回は全員同じカラーだったのかな。2月の来日時は毎日色違いだったみたいですね。まあたぶん無くすけど。耳栓ほしい人いたらあげますので言ってください。

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物販の様子。僕は前座の開演ぎりぎりに到着したのでこれしか見てないですが、バンドロゴのシャツが最初に売り切れたそうです。え~ビリンダプリントの方が良いでしょ!タオルはおれ持ってるし、パーカも持ってる。ビリンダシャツほしかったけどもうバンドTとか着る年齢じゃないので買わないことにした。

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Twitterで「おれの分買っといてくれ!」と札幌在住の某ベーシスト様に頼まれたので断るわけにはいかねえとばかりに購入したビリンダT。はぁぁぁ~~~美しい~~~~~。

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なんか演奏中も演奏終了後も「写真撮影禁止です!」とかすげー係員の人言ってたんだけど、開演前もダメだったのかな。開演前僕の周りの係員さんは言ってなかったので撮ってしまったんだけど許してくださいダメなら消しますわ。といってもアンプセットは新木場、FUJI ROCKのときとそんなに変わらなそう。赤いマーシャルのヘッドがいつも気になる。




そして、爆音人体実験の開幕。




1.sometimes


メンバー全員出てきて大歓声。主におっさん達がゆったりと座席に座りながら大歓声。それでいい。僕らはアラフォーだ。

ケヴィンがアコギを持って一曲目。なんとsometimes!!!!!!あんぎゃあああああああこれは事件だろがあああああああ!2008フジ、2013新木場5日間、2013フジと近年7回の来日公演で一度も演奏されなかった曲である。マイブラ好きな曲ファン投票で毎回一位になる曲である。日本-東京でこれをやらなかった理由がわからない。ファンなら当然わかってますねlost in translation。全編東京や!



ブートレグや動画でも数える程しか耳にしたことがないsometimesのライブバージョンが、あり得ない爆音アコギベースで演奏される音像に僕はもう鼻水が止まらなくなってた。鼻の手術したから鼻水の通りが良くなってるんだよ。こっち見んな。

2.I only said


そして2曲めはいつも通りの「I only said」。



かっ、かっ、かっ、かっ…というドラムのカウントアップからの…





どごーん





はい1曲めは朝飯前でしたレベルの超絶爆音きましたーww

これはケヴィン爺さん本気だわ。本気で爆音殺人犯になろうとしてますわ。でもね、不思議なことに「音でか過ぎて耳痛い」とかはまったく無い。なぜなのか。サマソニ13での某ベースレスロックバンドは音でかくて耳痛くて1分で退散したけどマイブラはまったく持ってそんなことがないのである。不思議だ。

延々と続く爆音ループにとろけそうになっちゃう♪おじさんだけど。この曲のアウトロで繰り返し延々続く甘美なメロディ(轟音ノイズ入り)こそが名盤「LOVELESS」の意匠であると言っても過言ではないと思う。

3.when you sleep


みんな大好きwhen you sleep。今回は良い!とても良い!2013フジロックの時はこの曲すげー速くて台無しになってたけど今回はコルム良いよ!抑えてるよ!

そして本当にサウンドバランスが最高。ギターの音も良いんだけどこの曲はドラムのスネアが最高に抜けがよくて気持ちよかった。

そしてケヴィンとビリンダのツインボーカル。切ない10代の青い日々がフラッシュバックする甘々ボーカル。まあ微かにしか聴こえないんだけどw

この曲も延々と続くアウトロがやばい。毎回同じ曲順なのにやばい。

4.new you


新譜から。またイントロ失敗して途中でやり直した。おまえらこの曲毎回ミスってるじゃねーかww

この曲はほんとビリンダ様のボーカルが映える。よく見たらビリンダ様赤いタイツ履いてるじゃねーですか。何という麗しさ。同じクラスにあんな綺麗な人いたらもう絶対好きになる…と思ったけどふと思って年齢調べたら



1961年生まれ(52歳)
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ババア結婚してくれ!!!!!1961年って昭和36年じゃねーかww やばいだろ。おれの知り合いに「職場のバイトの子と仲良くなったけど、結局その子のオカンと付き合うことになった」という豪傑マイブラファンがいるんだけどさ、もうあの轟音聴き続けてるとこうなっちゃうんですよ。


5.You never should


ファーストアルバムからの暴力沙汰寸前の爆音ソングきたでー!音源作品の完成度は「LOVELESS」が最高傑作であることは間違いないんだけど、あのサウンドを再現するためのセットで「Isn't anything」からの曲が演奏されると本当にパワフルになって脊髄に響いてくる。

6.Honey Power


人類が生み出した最高のシングル「グライダーep」からの名曲ハニーパワー!「ぎゅーおーぎゅおーぎゅーおー」という効果音を実際トレモロアーム使って弾いてるというのは2月に知ってびっくりしてたのですが(サンプラーでやるかと思ってた)、今回もまた最高の生演奏でテンション爆上げ!かっこいいよおおおおお。

7.Cigarette in your bed


再びケヴィンがアコギを持つこの曲。実は僕この曲あまり思い入れないんだよね…。ライブで毎回演奏するのにどの作品に入ってるのかも知らないという。まあ一曲くらいそういうの無いと息苦しいよね。

8.only tommorow


新譜2曲目に収録されてる、おそらくはloveless期に作られたのではないかと思われるミドルテンポシューゲイズ。

この曲は途中で何度も挟まれる「ひょおおおおおおん!」という登りつめるような効果音が凄まじい音圧で鳴らされてて聴いててぞくぞくした。こええよ。あとギターリフ。これは天才じゃないと刻めないリフだわ。

9.Come in alone


ずーっとミドルテンポの曲が続いているにもかかわらずまったく中だるみしない。まあここにいる人たちはずーーーっとマイブラの音源を取り憑かれたように聴いてきた人たちばっかりだ。ボーカルがかすかにしか聞こえなくても頭のなかでいくらでも補正することができる。

10.only shallow


lovelessの一曲目という金字塔的な曲なんですがイントロが雑ww冒頭の「タタタタ」というスネア四つ打ちから始まる爆音期待してるのにイントロこけてんだもん。でもこれはやり直さないんだねw


11.thorn


YMMRのカップリングのくせにほぼ毎回演奏されるthorn!80年代UK王道ポップソングっぽいコード進行なメロディに信じられないレベルの爆音を重ねるという暴力的なこの曲はある意味でマイブラの方向性を決めたんだろうなー、と思う。よく知らんけど。

毎回thornはかっこいいんだけど今回はぶっちぎりでかっこいい。ただ映像は普通の森の中映してるだけの映像で物足りなかった。この曲はフジロック2008で流されたやつがいい。スプラッター映画風の、人が床に落ち続ける恐怖映像。あっちの方が似合ってる。

12.Nothing to much loose


この曲もthornと同じ感じで、たぶん本当は優しいポップソングだったんだろうなあ…。歌メロはすごくポップだもん。でも走りまくるドラム、「だがだがだがだが!」という全パートシンクロさせる無駄なノイズ…なんでこれを入れようと思ったのか、そしてどうしてこれがこんなにかっこ良くなるのかさっぱりわからない。

曲の後半どばばばばばばばばって意味不明なエフェクトかけてるしw


13.who sees you


新譜「mbv」の中で個人的に一番かっこいいと思ってるwho sees you。フジロックではこの曲でズコー!とこけたわけですが今回は通しで一番良かった。

何が良いってギターのコードでちょいちょい使われてるテンションコードだよなー。あれdimかな?僕ギターは弾けて自分で作曲とかしてましたが、テンションコードはうまく使えなかった。やはりケヴィンのコードワークはいつまでも天才の系譜に存在してるのである。

そしてテンションコードだけではなく、曲中盤から後半にかけて差し込まれるケヴィンのチョーキングにひたすら震える。オーソドックスなチョーキングフレーズであるにも関わらず、ひたすら流麗なコード進行に爆音チョーク乗せてるせいで耳にがんがん襲い掛かってくる。


14.To here knows when


「ばっ!」とライトや映像エフェクトが転換しステージ全体を緑で照らされながら始まったTo here knows when。FUJI ROCK2008のこの曲はオフィシャル動画としてyoutubeにあがってたけど、これ後からめっちゃ編集してたんだとねー。別に編集する必要ないのに。この辺も爆音異常者らしいよくわからないこだわりなのである。


15.wonder 2


出ましたドラムンベース風シューゲイズという明後日の方向にぶっ飛んでる迷曲wonder 2。うーん…この曲もうライブでやらなくていいんじゃねえのwいや音源としてはすごいかっこいいし好きなんだけど、演奏の大半がサンプラーで流してるだけだし。


16.Soon


この曲が始まればいよいよ終盤。こちらもみんな大好きsoon。踊りたくなるね!ただこの曲、今回は異常にドラムのキックの音がエフェクトで強調されててやや不可解なバランスだったと感じた。いらないだろあれ。バスドラのフレーズが「かっかかっ!」とリムショットみたいな音しててうるせー!ギターの音もっとでかくしろ!

17.Feed me with your kiss


この曲が始まってしまうともうあと残り2曲やね…ううっ…。この曲は、ベースのおばちゃん(ごめんいまだに名前覚えられない)のリアクションが最高にロックでかっこいい。


18.You made me realize


ケヴィンの「last」という一言とともに始まった爆音地獄の片道切符・YMMR。いよいよ地獄のノイズピット始まりです。いつものように前半荒れ狂うようなスピードで曲を終わらせていざ延々と続くノイズパート開始!




うるせえええwwww





128dbとか言ってる割には意外と大丈夫だな…と思ってたんですよ。でもケヴィンは最後に全てのパワーを使って爆音投下。普段クラシックとかやってるわけでしょこのホール?「壁とかヒビ入るんじゃねえのww」ってレベルの爆音出してます。いや~頭おかしいわこの人達。最高。ちなみに参考までに。



これです。こういうノイズが延々10分以上続きます。今回は9分くらいだったのかな。でもこれはただノイズを出してるだけじゃないんですよ。ちゃんと「曲」として成立するよう構成が(たぶん)あります。


終焉


こんな感じでマイブラワールドプレミアムと銘打たれた爆音大会は終了。当たり前ですがアンコールも無しの1時間40分一本勝負。新木場の時はアンコール要求してる人いたけどこれ以上聴いたら耳壊れるわ。

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近くに昔仲良くしてもらってたOMA夫妻と遭遇!つい先日までお仕事で数年間アメリカに住んでて「Cap'n Jazz,みたよ」「Texas is the reasonもみたなあ」とか日本在住US音楽フリークをあざ笑うかのような自慢!うらやま!

は~楽しかった。
マイブラ、来年以降も年3回くらいきてくれないかな。
毎回いきます!


MBV
My Bloody Valentine
MBV
2013-03-04

 

LOVELESS
MY BLOODY VALENTINE
CREAI
2012-05-07

 

EP'S 1988-1991
MY BLOODY VALENTINE
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2012-05-07

 

ISN'T ANYTHING
MY BLOODY VALENTINE
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2012-05-07