I'm Swayin' in the Air

生きてて楽しい

cuthbartsのCD-FUNZINEが届いた。冬に聴く、寒い所に住んでいる人が作った「夏色の列車に乗って」は最高だ

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僕が心から愛している札幌のバンドcuthbarts。手に入る音源はなるべく手に入れたいと思ってるのですが、レコード屋では手に入らなかった音源をゲットできました。と言ってもAmazonで普通に注文すればよかったんですねw「どこの超レア音源だよ〜」といつも悩んでました。

==== POET PORTRAITSが発行してるCD-FUNZINE「POZI」2号。POET PORTRAITS関連懐かしい。COBALTさんお元気でしょうか昔パスタ食べにいきましたよ〜。しかしこのFUNZINは作りがアナログ感出てて良い雰囲気。

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インタビューも実に面白い。カスバーツの名曲群にちなんだ質問はすごく内省的な回答がされててファン心理をくすぐる。特に「エイプリル」にちなんだ「あなたにとっての4月はどんな月ですか?」に対するツツミさんの回答が

「嫌いな月ですね。新しいことがはじまるっていう生命力に圧倒されるんです。」


このフレーズから滲みてる諦念こそが僕はカスバーツの魅力だと思う。普通、人は4月になるとクラス替えだったり進学だったりで気分一新生き生きとしている。しかし、そういった「より多くの人が共通として感じているモノ」への違和感を美しいメロディで表現してくれているのがカスバーツなのではなかろうか。

個人的な話になるけど、僕が一番キライな言葉は「常識」というワード。忌避するレベルで嫌いだ。君の常識は僕には関係ない。君が痛いものから目を背き、上辺だけの快楽に興じるためだけに僕の行動を規範として非難してくることが気持ち悪いと常々思ってるんだけど、そういう「他人との距離感・違和感」をいつまでも表現してくれるのがカスバーツの世界観であり、僕は延々とリピートし続ける。




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収録されているCDは「ウシナウミウシナウ」「夏色の列車」「白い神様」の3曲。「ウシナウ〜」と「白い神様」は当然音源持ってて、「夏色の列車」だけ発売されているCDに入っていない曲。そして名曲過ぎてヤバイのである。なぜこの曲が販売音源に収録されないのか意味がわからないよ!w

この曲の美しさはインタビューにヒントが隠されている。「『夏色の列車に乗って』はご自身にとってどんなイメージが湧く曲ですか?」という質問に対してトモさんの

「自分にとってよく分からないシューゲイザーってものをよく分からないまま出したって感じですかね」


美しいサウンドのイメージは独自解釈のシューゲイズ感にあった。郷愁感が半端ないメロディに乗せてくるギター音がかなり感情を揺さぶる。掻きむしるようなフレーズを深いリヴァーブとデジタル・ディレイ(たぶん)かけてるあたりが独自解釈のシューゲイズ感があって最高だ。

そして歌が信じられない程美しい。どこまでも暗く美しいこのメロディと「君が先に行け」という歌詞から想起させる「僕はここにいることしかできない」という空気感はリア充には絶対にわからない。

この3曲入り音源は、カスバーツ初期の名曲「白い神様」と直近の音源だと「草原」に並ぶ絶頂名曲「ウシナウミウシナウ」が入っている。魅力が詰まりまくっおり、「カスバーツ最初の一歩の入門編」に実にふさわしいCDと言える。

もっと売れて欲しい!!早く新譜出して!!!



POZI vol.2 特集&CD:カスバーツ
コバルト
ポエト・ポートレイツ
2009-07-17