ちょ…ちょっと待ってくれ…もうおれが正気を保てる自信がだんだん無くなってきたぞ…15年前の俺に言ってあげたい。お前が死ぬほどハマってたけど解散済みだったこと知って悲しんでいたあのバンドは、お前が36歳の時に再結成するからつらい20代もどうにか生き延びるといいよ、と。レジェンド、Mineral再結成。僕が好きになって15年。遂に彼らを観る機会がやってくるかもしれない!!!!!American footballは復活するし、Mineralも復活。2014年は最高の一年だ!
Mineral Reuniting for First Shows in 17 Years
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静寂と高揚感を過剰なまでに繰り返すEMOの基本形
The Mineral の「Power of Falling」は1997年というまさに「EMO創世記」に出された至高の作品だ。「静寂と高揚」を過剰なまでに繰り返し、ウザさ寸前の耽美的なメロディと歌い方は好き嫌い分かれるところではあるが、僕は当時若かった。あまりにも過剰な音の構成に飲み込まれていった。
心して聴いて欲しい。2014年の今、こんな古臭い音楽なんか聴いていられないかもしれない。しかしこの暑苦しさこそが本来EMOの持っていた真髄だ。僕はEMOについては「キンセラ一派系」と「非キンセラ系」に分かれると思ってるのだが、非キンセラ系の中でも sunny day real estate とこの Mineral がまさにEMOのパイオニアといって差し支えない。
そして、EMOバンドは基本的に「短命」だ。彼らはこの後出したアルバム(初期衝動がなくなっただけで僕はまったく聴いてない)を残してあえなく解散。1994年〜1998年というたった4年間の活動。しかし彼らのフォロワーは後を絶たず「ルーツオブEMO」の一つとして語り継がれている。この後メンバーはGloria recordを結成。mineralよりも美しいサウンドを目指した結果、耽美的な歌い方をして一部で「アメリカのradiohead」として話題になったらしい。レディへよりGloria recordの方が10倍良いわ。
このミニアルバムの冒頭の神トラックぷりを聴いて欲しい。
今あらためて聞く確かにThe Bendsくらいのレディへにそっくりだな…。でもまあそんな細かいことは気にしなくていい。アメリカ人らしからぬ耽美を味わう夜もまた悪くないはず。
期間限定か
数年前のPenfold再結成以来ちょいちょい「アーリーEMOバンドの瞬間再結成」を見かけるようなきがするんだけどMineralは実際どうなのか。
09-05 New York, NY - Bowery Ballroom
09-06 New York, NY - Bowery Ballroom
09-09 Washington, DC - Black Cat
09-10 Boston, MA - Brighton Music Hall
09-11 Philadelphia, PA - Union Transfer
09-12 Cleveland, OH - Grog Shop
11-02 Gainesville, FL - The Fest 13
少なくともAmericanFootballよりはやる気ありそうだ。でももしかしたら、この9月がリユニオンからの体慣らしで、10月に世界各地を周り11月のライブではい解散とか普通にありそう。それくらいEmoが短命なのだ。だったらこのタイミングで絶対日本来いよ1
American Football は今でも毎日聴けるけど、Mineralはさすがに毎日は聴けない。でも半年に一回は絶対に聴きたくなる。そんなMineralの世界にあなたも浸りませんか!