なぜかは知らないが「日本でも割と人気あるのに全然来日してくれないバンド」というのがいる。僕の中の「なんで来日してくれないの?」ランキングトップ2が Built to Spill と Postal Service だ。
ほんとなんなん?そりゃ日本は未だに歩きタバコするクソ老害は絶滅しないし、フォアグラありがたがって食べちゃう人間は増える一方のクソ国家だけれどもそれにしたって一回くらい来日してくれてもいいんじゃね?と毎日憤るわけです。postal serviceの10年以上前に出されたのに全く古くならない電子音の優しいサウンドスケープを聴いてると。
そんなみんな大好きPostal ServiceがLIVE DVDを出すようでトレイラーがYouTubeで公開されていた。ああ、本当に美しい…。 ====
捨て曲無し!珠玉のエレクトロニカポップス
昔はシアトルで愛されてるローカルインディポップだったのに今じゃもうアメリカで猛烈に人気のあるDeath Cab For CutieのVocalであるベン・ギバードと、DNTELとして有名なエレクトロニカArtistのJimmy Tamborelloによるユニットですね。
バンド名の由来はロキノンで読んだ記憶にあるだけで合ってるかどうかよく知らないんですが、何でもベンとジミーは、どっちかが音源を作るとそれを郵便(=Postal Service)で送り合うというところから来てるとか何とか。いっときアメリカの郵政公社から「おめーら名前紛らわしいんだよやめろや」って利用差し止めがきたこともあるらしいww
一番人気の曲。アメリカだといくつかのCMに使われたり「Veronica Mars」とかいうテレビ番組に使われてましたね!まあウィキペディアに書いてあっただけで実際は本当か知らないしベロニカ何とかいう番組は存在すら知らないんだけどね。
2003年にシングルカットされた作品ですが、今聞いても全然古くない。古くないどころか「過剰にならないエレクトロニカ」にベンの美しいVocalが乗ることで他では聴けないハイクオリティなポップソングになっている。
唯一出ているアルバム「give up」の1曲めを飾る「The District Sleeps Alone Tonight」。静かな立ち上がりに、Jen Wood(だよね?)の声が美しく響き渡る前半も最高なんだけど、2分19秒以降の盛り上がり方はほんと切なくなるほど美しい。この曲をさ、朝霧Jamのシチュエーションとかで聞けたら悶絶ものでしょ。サマソニはやめて。
もし音源が欲しくなったら、2013年にリイシューされたこの10周年デラックス・エディションを購入しておいた方がいいです。Disc 2 にはアメリカで出ていたシングルのB面曲が収録されてるけど、TheShinsとかIron&Wineのカバーが入ってて鼻血出るよ本当に。
こんな良い曲どうして今までReleaseしてこなかったんだよ!アホか!!!さっさと来日しろ!!!
あとフレイミング・リップスのカバーな。美しすぎるんだよ!!!!!
2nd アルバム出さないの?
これが出る気配さっぱりないんですよねえ…。2013年に再結成という形でコーチェラはじめフェスに幾つか出てたみたいですけど、デスキャブ自体の活動も忙しいみたいでなかなか注力できないとか。ぶっちゃけデスキャブはメジャー展開してから微妙な作品しか出してないからそっちはあまり頑張らなくてもいいんだぞ。
まあとにかくです。11月に出るLIVE DVDの後、何か知らんけどめっちゃやる気でてHostess CLUB あたりが呼んでくれないかな!楽しみです!