で、そのコーナーに置いてあったThe World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieという他人をバカにしてるのかというくらいバンド名長い方々の”Whenever, If Ever”が置いてあったんですね〜。さすがタワレコ渋谷さんわかってる!
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Features
このアルバムは一言でいうと「美味しいとこ取りの無節操EMO」という感じだ。
ボーカルはEMOの重要な要素の一つであるティム・キンセラ系ヘロヘロボーカルに時々シャウトが入る暑苦しさ。そしてサウンドも確かにCap'n JazzやSunny Day Real Estateっぽさもあるんだけど、根っこにあるのはExplosions in the SkyやGodspeed you! Black Emperorを思わせる割と荘厳系サウンド。かと思えばarcade fireみたいにストリングスや女性コーラスがどがーんと入ってくる、などどう考えても「各メンバーが好きなのをどかっとぶち込みました!全然ひねってません!」という思い切りの良さを感じて実に好感度高いのである。Pitchforkレビューでも7.8点を獲得しており、EMOファンであれば確実に押さえておきたい作品だ。
ところで「EMOなのか?」と言われると若干悩むところだけど、海外のEMOファンの間では確実にEmpire Empire!やInto it, Over it、Dikembeなどのいわゆる「エモリバイバル」の系譜として位置づけられているようだ。Topshelf Recordsから出てるのも大きいよね(と思ったら最新作品はエピタフから出てる!まじか!)。最近のエモレーベルといえばpolyvinylよりもTopshelfだよね!みたいな雰囲気がここ数年続いている。今後もたくさんの良質なエモアルバムをリリースしてくるだろう。
Sounds
Official MVも良いけど、このAudiotree Liveの動画の方が彼らの魅力に溢れている。
不思議な曲だ。演奏はギターとピアノで構成されドラムは入っていない。EITSを思わせるギターのアルペジオとボリューム奏法が多用されているが歌が入るとArcade Fireのfuneral期の雰囲気が出てくる。
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