
台湾に来てます。
NDAがあるので詳細は書けないんだけど、私の会社で主力事業として展開しているソフトウェアサービスが、誰でも知ってる会社のイベントに導入されました。本当にこの仕事していて良かった。仕事楽しい。もちろんシステム構築は完璧にしてあるのですが、初めて導入いただくということもあり、見守り的な意味もあって該当イベントにお邪魔した次第です。
で、通訳さんと雑談している時に興味深いことを聞きました。
「台湾のエンジニアは、みんなと乖乖いうお菓子をパソコンなどの上に置いています」
そんなわけないだろwと思ったのですがwikipediaにこの件についてのページを発見。
要約すると
- 台湾には、機械のそばに緑色のパッケージの「乖乖」というお菓子を置く文化がある。
- これは機械が正常に作動するように願うため。
- 「乖乖」には「いい子」「大人しくしてね」というような意味があるらしい。
- 緑色のパッケージのみ(デバイスが正常に作動していることを知らせるランプの色が緑だから)
- 賞味期限切れのものは許されない
- 台湾政府(財政部)もシステムダウンに備えて乖乖に頼ったが、彼らは黄色い乖乖を購入しており台湾ネット民激怒。
ま、まあこういうよくわからない起源で慣習が浸透することもなくはないよね、と思うんですがよりにもよってIT大国である台湾でこんな文化があるのは興味深いです。とはいえもう2025年。さすがにもう廃れてるんじゃないかな、と思いますよね普通。
私が今回訪れた現場の配信システムエリアを少し覗いてみました。

乗せてるwwww
本当に乗せてて台湾ハオ過ぎます。大好きです台湾。というわけで私もスーパーマーケットで弊社エンジニアのために2つ買いました。松山空港のセブンイレブンとかにも売ってるので日本のエンジニアの皆さんは台湾に行ったら必ず買いましょう。
商談でこの話をしたら、台湾の方から「緑以外はダメです」「絶対に食べないでください」「賞味期限を切らしたら効果なくなるので補充しに台湾に来てください」「うちの会社は会議室のモニタの裏にもあるし、エンジニアもみんな乗せてます」「パッケージに名前を書く必要があります」とどんどんエピソード出てきてまじで気分乖乖。
そんなこんなで帰国しました。今回の台湾も楽しかったな。また再来週も台湾行きます。今度は台湾人が全員見るという台湾の野球オールスターゲームの会場にとあるお仕事で行きます。中国語がどんどん上達してしまう〜!下次見。