僕たちはついにmineralの轟音を浴びた!
というわけで90'sエモの神様であり、衝撃の復活をとげたmineralのジャパン・ツアー最終日の最終公演にいってきました。ほぼ全公演ソールドアウトであり、最終日は渋谷まさかの1日2公演。宝塚か。
各地のツアーでも好評だったわけですが、前評判通り本当にすごいライブだった。サウンドバランスが完璧であり、全編通して狂おしいほどの切ない号泣爆音フレーズ。日本ではこういう内相的なEMOサウンドが人気あるんですよね〜。最高でした!!
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場所は渋谷O-nest。こんな狭い場所でmineralを観ることができるなんて奇跡に近い。ここのエレベーター最近4人乗ったら人数オーバーになるのほんとどうにかして欲しい。
Tシャツ。左側欲しかったけど僕の欲しいサイズは売り切れてしまってた。右側はいいやー。
右だけ盛大に売れ残ってるじゃないか。あとパーカもあった。
21:30スタートにも関わらず多くの人でごった返すnest開始前。
そういえば待ってる間マークに「プリマベーラいってくるわ!おれそこでmineralもアメフトも見るから!」って盛大に自慢してたら後ろにいた女性が「私もプリマベーラ行きます!」って仰ってて衝撃。スペインで会いましょう!って意気投合してきたw
そしてメンバーが出てきてついに開演!!!EMOという歴史の幕をあけた伝説のアルバム「The Power of Failing」の1曲目、あまりにもドラマティックで泣きそうになる「Five, Eight And Ten」が奏でられたんだけど凄すぎておじさんうんこ漏れるかと思った。
この曲ね。今アラサー/アラフォーのエモおじさんたちはこの曲を延々とイヤフォンで再生してきたと思う。それがついに目の前で演奏されたんだ。みんな手をあげまくって暴れてて最高だった。上記動画の3分8秒から炸裂する美しくも儚いディストーション・サウンド。僕たちはこのサウンドを浴びることを20年近く妄想し続けてきたんだ。最高だ!!!
そして2曲目もアルバムの曲順どおりの「Gloria」でおれ完全に絶頂。だいたいね、オーディエンスはみんなブレイクの時の動きが同じ感じで最高。延々と音源だけを聴き過ぎて細胞レベルまで染み込んだサウンドを今解放させてるようでちょっと感動してしまった。
観客みんなこんな感じね。これより盛り上がってたけど。渋谷は世界でも最高のEMO聖地なんだぜ!!!!
友だちであり、バンドメイトであり、会社の同僚でもあるマークの後ろ姿。マークもまたキッズの頃からMineralを聴き続けてきた。アメリカ在住、弟のダニエルに「おれはMineral見たぜHAHAHA!!兄貴はJAPと一緒にミソスープでも飲んでろ!」(後半妄想)と自慢され続けて苦虫を噛み続けてきたらしい。だから今回僕はマークのためにもTicketを死守しなければいけなかったのである。
マークは会社で日英翻訳を担当しているので日本語にも明るい。僕はmineralの歌詞について、原文はもちろん和訳されたものを読んでもさっぱり意味がわからないのでマークに聞いたところ、
・とても哲学的で、宗教的
・敬虔なクリスチャンで、小さい時から教会に通っていないと意味がわからない
・アメリカ人でも7割くらいは意味わからないんじゃないか?
と教えてくれた。なるほど。日本でいうところの向井秀徳が書く歌詞のようなものか。全然違うな。能とか歌舞伎のようなものなのかな。まあとにかく意味全然わからなくてもいいのである。安心した。
あとやっぱり「A Parking lot」が最高だったな〜。あの炸裂するGuitarフレーズはちょっと射精するよ。
終演後、メンバー全員がフードエリアに来ていてファンサービスしまくってる。僕達も一緒に写真を撮ってもらった。見よこのクリスの笑顔を。おれ韓国語勉強し過ぎて英語なんかもう1mmも覚えてないからニヤニヤしてるだけだった。死にたい。
「弟のダニエルにメッセージを書いてくれ!」と購入したパーカに書いてもらうマーク。ずるい!!
真剣に書くクリス。本当にファンサービス最高だった。マーク曰く「アメリカのライブハウスじゃ絶対にこんなこと起きないよ!日本だからだよ!」と言っていた。確かにmineralは音楽性の割に日本で異常に人気のあるバンドだと思う。できればこれで終わらないで欲しい。フェスとかたくさん来て欲しい!EMO最高だ!!