I'm Swayin' in the Air

旅と音楽とフジロックとブラジリアン柔術

Fuji Rock Festival '10 day3

いよいよ最終日。
毎年そうなんですが、最終日になるともう寂しくなりますね…。
今日で終わってしまう…とか考えると切ない。
最後まで楽しむよ!

Ocean Colour Scene





オーシャン・カラー・シーンとはまた懐かしい!大学生の頃よく聴いていた。当時はポール・ウェラーが番長格で、オアシスが特攻隊長、オーシャンがしんがりみたいな。この労働者階級連合軍がこぞってブラーをいじめてるみたいな勝手なイメージがありましたね(あったか?)。

とは言っても最近の音源はまったく知らないので、グリーンステージを横目に歩いてただけでした。そしたら「らーらーらら」あああっこの曲は!名曲じゃないかさんざん聴いたじゃないか!タイトルは…えっと…忘れたから調べとくw

とにかく有名な曲だったのでピットに向かった。あの頃覚えた歌詞けっこう記憶してるもんだね。シンガロングな感じで一緒に歌ってしまった32歳♪

マーチング・オールレディ
オーシャン・カラー・シーン
MCAビクター
1997-09-10



VAMPIRE WEEKEND





3日目の期待バンドの一つvampire weekendに備えて、数年ぶりにグリーンのモッシュピットに。あーこの眺め、忘れてたw 確か07のモーションシティ以来かな?どんだけオッサン化してるんだ自分。昔は「フィールドでまったりしているオッサンにはならない!」と思っていたのに、見事にそんな自分になってる(;´д`)

前のおじさんギタリストが終わってそろそろとモッシュピット入ったら後ろから続々と人が押し寄せて気づいたら物凄い人だかりに!ヴァンパイアってこんなに人気あったの?確かにてめたぼー見てたらトムヨークに次いで2位にいて「バグってんじゃねーの?」と思ってましたがバグってなかったみたい。人気あるんだねー。

定刻にメンバー登場!かわいい。何でギターのやつ半ズボンなんだよw まあフジロックで半ズボンは!!!以来ハズレなし、が定説なのでこれは期待できる。演奏が始まってからベースの奴の動きが著しくオカシイことに気づく。HHLBのベース・カリャと共通する人間技を超えた変態ムーヴはたまらないものがある。国境を超えたんだなあの動きは。

ちなみに僕が持ってるのは「contra」だけなんだけど、結構このアルバムから演奏してくれて楽しかった~。大好きな「Giving up the gun」やってくれて本当かっこよかった~。

最後まで聴きたかったんだけど、ホワイトステージでFOALSが始まってしまうので泣く泣くピットアウト。歩き始めたんだけど向こうから「Holiday」が聴こえてきて悶絶ぐはぁ。


Contra (Ocrd)
Vampire Weekend
XL
2010-01-12




FOALS





後ろ髪を引かれながら何とかホワイトステージに到着。そうFOALSを観るためなのだよ。

FOALSって確か08に来たんだっけ?あの年は大雨のフジロック。レッドマーキーに立った小さいイギリス人達が出す音がすっげータイトでめちゃめちゃかっこ良かった。インタビューとか読んだことないので間違っているかもしれないけど、叫び方やリズム構成が、エンジンダウンなどのアメリカンポストハードコアぽい影響受けてんのかなあ、なんて思いながら観てた。

雨宿り目的でレッドマーキーに来たであろう人達もすごい盛り上がってて「これ人気出そうー」なんて思ってたんですよね。



そしたらセカンドアルバムで化けたよこいつら。今までの路線がっつり変えてきて、深いメロディ追求型に変貌しやがった。名盤「Total Life Forever」を引っさげてフジロック登場!夕方のホワイトステージで演奏される「This Orient」を想像しただけで鳥肌ものじゃねーか!そんな期待をして彼らの登場を迎えました。

メンバー出てきてぶっ飛んだ!vo.ヤニス・フィリッパケスのなんだそのヒゲは!おまえそんなキャラだったのか?そしてドラムがイケメン過ぎて相方がうるさいw

最初の3曲意外にも1stアルバム「アンチドーツ」からの演奏。確かに冷静に振り返ると2ndはフェス向きじゃないかもね。前回のフジの時と同じくタイトな演奏でぐいぐいもってく~気持ちいい!

そしていよいよ2ndからのチューンが連発。このバンドはライブで聴くとベースがほんとにかっこいいよなあ。結構セオリー無視したリフが良いわ。でも途中で心配になってきた。「あれ?もしかしてThis orientやらないの…?」と。やっぱり最後は「spanish sahara」でしめるんだろうし…。と思ったらほんとにやんねーでやんのw どんだけ聴いてきたと思ってんだ!と憤りましたが、「After Grow」と最後の「spanish sahara」が猛烈にカッコよかったので許します!

次は2011年の単独来日!チケット取ったよー楽しみ!

Total Life Forever
Foals
Wea
2010-05-12



LCD SOUNDSYSTEM





LCD!! LCD!! 今回のフジロック、3日目ブッチぎりベストアクトがこのLCD soundsystemです!もうすっげーカッコよかった!ダントツのライブアクト。身体の限界まで踊り、心の底からもう一回観たいと思った。

とは言っても実はまったくノーマークというか、LCD soundsystemなんて名前しか知らなくて音まったく聴いたことなかった。ジェームスは何度か雑誌で観たことあったけど単なるきたねえおっさんとしか思ってなかった。

ところが今回。ヘブンでウロウロしてて「なんか飽きてきたな~」ってことでホワイトを抜けて行こうと思ったらLCD soundsystemが演奏してたんだけど音がカッコよ過ぎて通り抜けできない!吸い込まれる様にピットへ。

なんというか「生音×ダンス系」ってある意味卑怯だよなーw カッコいいに決まってんじゃん。ギターもシンセ系も鳴ってる音はロックなんだけど、ドラムが激しい四つ打ちで、汚いオッサンが叫びまくり、時々優しい声で歌っちゃう。萌え要素満載。

ちょうど僕らが入った頃「All my friends」!これやっべえええええ!こんなの聴いて踊り出さない奴とはセックスできねえぜ…とか意味不明なこと思いながら踊り狂ってました。

途中からトムヨーク離脱組がとんでもないことになってたけど、僕は最後まで観てました。なんかLCD soundsystem最後のツアーとか言ってるけどもう一回生で観たいなあ。帰ってきてから音源購入したけど、ライブに比べたら全然足りない。頼むから来日してくれ!もう一回フジ来てもいいぞ!

Sound of Silver
LCD Soundsystem
Capitol
2007-02-16



IAN BROWN





狂乱のLCDが終了し、グリーンステージではまさかの来日トムヨーク率いるATOMS for Peaceが出ている時間帯。僕はグリーンに行かずホワイトに残っていました。普通さ、フジロックとかに行く人だったらトムヨーク観たいんじゃないの?そんなこたあわかってる、わかってるんだ。けど、僕はイアン・ブラウンの為にここに残った。

もうストーンローゼズなんてオッサンがUKロック黎明期を懐かしむだけのものだってわかってます。イアン・ブラウンの歌が超絶ヘタなのも、最近のセットリストでadoredとfools goldだけやってるのもわかってます。ギターはスクワイアじゃないし、ベースはマニじゃないし、ドラムもレニじゃないのにローゼズの曲やられたって説得力ないのもわかってます。

だけど僕は最初から最後までフジロックでイアン・ブラウンを観ることにした。もし今回がアレだったらもうストーンローゼズ幻想からは完全に卒業します!そういう謎の意気込みってやつですよ意味不明。

始まる前は、今日の観客の95%がトムヨーク観てるんじゃないかってくらいガラガラでどうしようかと思った。トムヨーク終わる位に続々と客が集まり始めて安心したけど、不安で仕方ない。だって歌がヘタなんだもん。みんなわかってるのか?

そんなこんなでキングモンキー、イアン・ブラウンが登場!怪しい空手のポーズをずっとしてる。バカなのか?ステージには煙幕が炊かれてあの静かなフレーズが刻まれ始めた。「I wanna be adored」。なんか悔しいけどアガらざるを得ない。いったい何度聴いたと思ってるんだ。周りの人も「うわあああ!」と大騒ぎ。見回すと30代~40代のおっさんが多い。完全にオッサンほいほいのオープニングだ。

バックバンドは相当演奏が上手い様で、完璧に音源を再現している。イアン・ブラウンは相変わらず歌がヘタなんだけど、こんなの観客が全部ソラで歌えちゃうので何の問題もない。僕も歌った。

演奏が終わって周りの人が「あーこれで勝ったな」とかわけわかんないこと言っているwなんだ勝ったってw 気持ちわかるけどね。みんな満足している。キラキラしている。



しかし。



ここからイアン・ブラウンは壮絶なドSセットリストを繰り広げる!実売数5000枚行っているのだろうか?と心配になるほどの各ソロ駄作(ごめんなさい)からの曲を延々とやる。バックバンドの演奏だけはうまいけど、曲がどうしようもない駄作で、歌が超絶ヘタ。観客全員地蔵状態に突入。途中謎の日本人ギタリストがゲストで出てきたが観客も「なにあの高校生?」くらいに思ってたんじゃないかってくらい誰も興味ない。オレンジレンジの人らしかったです。

そんな苦痛の1時間を経て最後の曲はストーンローゼズの「fools gold」。フラストレーションがたまっていたであろう観客がここぞとばかりに騒ぐ!僕の周りではビールを振りまくバカまで現れ、相方にかかる始末。もう曲なんかどうでも良くなってきた。歌は結局最後までどうしようもない。そして終演。

ああ…やっとstone roses幻想から解放されました。もうさすがに過去の遺産をちょい出しで食いつなぐ(本人はそんな気ないだろうけど)ような商法からは離れられます。エンターテイメントとして無理だ、もうこれ以上金は出せない。

ありがとうイアン・ブラウン。今まで楽しかったよ。さようなら。万が一ストーンローゼズ再結成したら君の元にまた行くからそれまで元気でね。


MASSIVE ATTACK



イアン・ブラウンが終わりアルコールを補充した僕ら。フジロック2010も残すところわずかです。雨がすごいことになってきました。

グリーンステージへ。目的はシザーシスターズ。相方さんがもっとも楽しみにしているバンドです。できるだけ前方で観たいということなのでオオトリのマッシブ・アタックをモッシュピット近辺で観る。

いやー、相変わらずの圧巻ドープサウンドですね。「メザニーン」しか持ってないので他のアルバムの曲はわからないんだけど「Teardrop」は綺麗だったなあ。

あとすっげー金かかったステージにはびっくりしましたね。一番インパクトあったのがやはりステージ上部に流れる巨大な液晶メッセージ。しかも日本語。各国政府を平等にディスるメッセージはドキドキしました。あと「違法コピー罰金最大1000万円」は見たときガクブル。いけませんよ違法コピーは汗汗汗

ただサウンドはやっぱりあんまり好みじゃないなあ。別に理由はないんだけど、もうちょいPOPな方が好き。

1時間半を超える長いステージが終わっていよいよシザーシスターズ!最後に燃え尽きるよ!と気合を入れてモッシュピットへ!

Mezzanine
Massive Attack
Virgin Records Us
1998-04-13



SCISSOR SISTERS





ウチの相方さん、今回のフジロックでもっとも気合を入れて予習していたのがシザーシスターズでした。僕が先にCDを買ってきたんだけど、世代的にもディスコサウンドとか好きみたいでずっぱまりだったみたい。決してゲイが好きとかそういうわけではない、らしい。

もう時間は22時を超えています。昨年のクロージングアクトBASEMENT JAXXに続いて今年もクオリティ高いですし、ここは一つ大暴れしちゃうよー!と言いたいところでしたがとにかくまあとんでもない雨が。ここ近年体験したことない強烈な雨が降ってきてます。

そんな悪コンディションの中シザシス登場!うおー!ウチの相方のテンションが半端ないw 一発目期待通りの「night work」!これは盛り上がらざるを得ない。ジェイクまじイケメンゲイ過ぎる。これはエンターテイナーだなあ。シザシスをクロージングにしようと提案した奴は天才だ。

Night Work
LAURA
Any Which Way
She's My Man
Tits On The Radio
Running Out
Take Your Mama
Skin Tight
Don't Feel Like Dancin'
Fire With Fire
Night Life
Comfortably Numb
Invisible Light
Filthy/Gorgeous

僕が好きな「Fire with Fire」も良かったけど、「ランニング・アウト」や「インビジブル・ライト」はほんとかっこよかったなあ。イアン・ブラウンは見習って反省した方がいい。

雨はぜんぜん止むどころか激しくなる一方で体力を奪われ続けましたが、異常性愛者達の祭典演出で最後まで今年のフジロックを楽しむことができました!来年も楽しむぞ!

Scissor Sisters
Scissor Sisters
Umvd Labels
2004-07-27