こんなメンツのフェス、地球上のどこにいたって行くに決まってるさ。
僕は25年くらい前にアメリカで突如現れたEMOシーンに憧憬を抱き、ずっとこのジャンルの音楽を聴き続けているのだけど、それはそれは綺羅星のごとく良いEMOバンドが現れては消えての繰り返しをしてきた。ここ7年くらいはそのジャンルもリバイバルブームがきていて「midwest EMO」などと呼ばれていたらしい。
なんでもいいんだけど、いつの時代だって非モテの人間はたくさんいた。EMOバンドはそんな僕たちの最後の居場所だった。スコット・トラヴィスもテイラー・スウィフトもみんな産業音楽だ。冗談じゃねえよ。全然リアルじゃない。ツアーをやって数千億円の経済効果？そんなリアリティのない話、僕たちに何の関係があるんだ。
EMOバンドはいつだって僕たちの目線で音楽を鳴らしてくれていた。感情を爆発させられるのはEMOの狭く汚いライブハウスの中だけだった。どう頑張ってもモテようがない服を着て感情的に鳴らされるステージを見つめており、時折感情を爆発させる。そんなちょっと異常なふるまいが許されていた唯一の場所だった。周りにいるのは演者も含めてみんな名前も知らないけど友達だった。
あれから25年が経ち、もう僕らはたぶんいい大人になった。社会との軋轢を常に感じながらも「社会のふるまい」に自分を合わせていくすべを身につけているだろう。お金を得ることのトレードオフとして、そんな25年前の感情のバーストなんて失ってしまった。でもあの頃のバンドたちがこの規模で揃うなんて信じられるか？ほとんどライブを観ることができないまま解散していったんだぞ？やばいだろ。この3日間だけはすべてのしがらみから解放されて感情を爆発させていい。
というわけでいきなり発表されたラスベガスで開催される「BEST FRIENDS FOREVER」なる謎event。行くしかないだろー！ってことで速攻でチケット取りました。大人になったからな！クレジットカードの枠だけはちゃんとしてるんだわははは！（円安まじで吐きそう）。ノースカロライナ出身の友だちマークちゃんと一緒に行ってきます。
しかしここまで揃ってしまうのはまじで恐ろしい…。いったい誰が仕掛け人なんですか…。
うああああああああああああSDRE！！最近復活してたのは知ってたけどまさか本当にみられる時が来るとは思っていなかった。泣いてしまう。見てよこの陰鬱とした世界。この世界に僕たちは癒しを覚えていたんだ。サビの爆発感よ。レディへはSDREのパクリだと思ってるからね俺（絶対怒られる）。
すべてのEMOの祖先といわれるCap'n Jazzを俺はついに見ることになる！！！！！ううあああああああ大好きだあああああこの感情の爆発を観て君は何も思わないのか？
A-Haの「take on me」怒涛のカバーバージョン。音ｗｗ「これでもいいんだ」という存在証明。これだけ下手でも音楽やっていいんだ、って教えてくれたよね。
うあああああああああああああ！！（たぶん）日本に一度も来たことがない伝説のギターポップバンドbuilt to spill。まじで観たくて観たくて何度もアメリカ行こうと思ってた。出てくれるの本当にうれしい。まじで泣いちゃう。このVだけで泣いちゃう。ギターが天才。
PINBACK!!!!最近けっこう売れてるみたいでうれしい。でもね、おれは初期のこういうインディーローファイEMOが大好きだったんだよ。この頃の曲をたくさんやってくれー！
HRC！！！！お前らまだ生きとったんかー！！！
ぎゃああああああああああああ！個人的オオトリだと思ってるRAINER MARIA！まだ活動してくれててありがとおおおおおおおおおおおお。羊文学だってチャットモンチーだってみんな絶対RM通ってると思うよ。適当なこと言ってごめん。
Algernon Cadwallader！！！！本場でこの爆発体験できるのかー！！！先日の来日公演僕行けなかったんでこれはもう覚悟していくしかないです。ボーカルの声全然聞こえんやんけｗ
このブログの読者3名くらいには説明不要、Americanfootballも当然クレジット。ありがとう！また観ることができるよおおおおマイクー！！！！おれだー！！！大好きだー！！！！！！この大合唱最高。ジャカルタ最高じゃん。
他にも大好きすぎるバンドがたくさんいるんだけどちょっとブログ書いてる暇ないんよ仕事しなきゃいけないんでいったんこの辺までにしておきますが、10月まで生き続けます！
いやー楽しみすぎる！2023年しぬほど仕事頑張ったのでANAのマイル20万くらいあるんだわ。プレエコでアメリカ往復余裕。スターアライアンス最高～～～～。
