ポールマッカートニー、11年ぶりの来日はすごかったみたいですね。3時間弱合計37曲でしたっけ。ほんと71歳でそこまでやるとは。最近の若手勢も見習って欲しいものです。
で、僕。ポールのコンサート興味なくてチケット取らなかったんですが今になって激しく後悔。「なぜチケットとって母親に『一緒にいこう』とプレゼントしなかったのか」と。
個人的には熱心にビートルズ聴いてたわけじゃないしウイングスとかソロは一曲も知らない。ビートルズは青盤の方が好きで、一番好きな曲は「Don't let me down」と「Here comes the sun」というミーハーな感じ。なのでチケット取らなかったんですねー。はぁ…。
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母親はビートルズが大好きだった
母親はとにかくビートルズが大好きでした。いつも家ではビートルズがかかってて、彼女は時々鼻歌で歌ってたんだけどなかなか上手くて。どちらかというとレノン派だったけど、細かいことはとにかくビートルズばかり聴いていた。
あと演歌が大嫌い。テレビで演歌が流れると「気持ち悪い!消して!」と嫌悪感をいつも示してたw
それから僕が大学生の頃、フジロック98豊洲のミッシェルガンエレファント映像観てたら「この人達かっこいいわね〜」と謎の好意を示したり、僕のお気に入りだったソニックユースの洗濯機Tシャツを勝手に着て仕事いくとかもうむちゃくちゃ。
老後を迎えて
そんな母親ももう65歳。先日は脳動脈瘤の手術を二度やるなどなかなか大変そう。見た目は元気だけど普通に考えて老後なので、より楽しい時間を過ごさせてあげるのが子供のつとめですよね。
ポールのライブなんて相当なイベントになっただろうなあ…すごく感動しただろうなあ…と返す返すも後悔。ビートルズのライブはもちろん、ポールの前回の来日も見ていない母。森山良子とかその辺のライブはいってるくらいだから、ライブの良さは必ずわかるはず。
それなのに自分は何をやっているのかと…。なぜ気を利かせなかったのだろう。
親孝行
高校生の頃、母親から映画に行かないかと誘われたんです。南野陽子主演の「私を抱いてそしてキスして」という映画。おそらく性教育やエイズのことを教えようと思ってのことじゃないかと。ただ、僕は「今さらおかんと映画なんていけるかよ!」的な恥ずかしさもあって断ったんですよね。
今となってはそれが申し訳なくて、ずっと心の中に魚の小骨のように残ってます。今回はその小骨をとる最大のチャンスだったのに。
後悔のないように
でもまあ終わっちゃったものは仕方ない!ポールの来日は今後無いかもしれません(もちろんあればチケット死守するけど)。であれば、今回のような後悔をしないよう、今できる孝行を少しでもするようにしようと強く決意した次第です。
飲み会を減らしてそのお金で両親と食事にいくとか、生活を少し楽にしてくれるプレゼントあげるとか、やれることはやった方がいいよなー。
と、そんなこと考えるここ最近の話でした。