ボブ・ディランまさかのフジロック'18に出演!
いやー驚きましたね。
2018年3月16日0時のことでした。僕は残業を終えてお一人様よろしく近所の居酒屋で1人スマホを観ながらお刺身食べてたんですよ。
うまそうでしょ?そんな深夜0時。「鳴らないLINE」として主に僕の中でお馴染みのLINEに一通のメッセージPush通知が。「おいおい珍しいこともあるもんだぜ…。どこかのレディが寂しい木曜日の夜に連絡してきたか…。ここは中野坂上のハイエンドなBAR…遠慮なく来ていいぜ」などとアンニュイな雰囲気を出しながらLINEを開きました。
ほげー!フジロックのLINE@からボブ・ディラン出演決定のメッセージが!どこかのレディからのメッセージなんかは一つも来ていないわけですがそりゃテンション上がったよね。2014年のArcade Fire出演決定のときも深夜に発表されててブチあがったわけですが、そのインパクトを遥かに凌駕するすごい発表であります。
ボブ・ディランといえば、昨今ではノーベル賞を受賞したロック界の大御所中の大御所。ここまでの大御所がフジロックに出演するのはニール・ヤング以来ですかね。
初来日から40年。そして今回が101回目の日本公演だそうです。ベンチャーズかよ。意外と来日しまくってるじゃねーか!と思わずにはいられませんがそこはフジロック出演という部分で十分アツい。テンション上げていこうぜ。
と思ったところで僕は「ハッ」と自覚しました。
おれ、ボブ・ディランの曲って「らいかーろーりーんすとーん」しか知らなくね?
Bob Dylan - Knockin' On Heaven's Door
あーそうだ!この曲はGN'Rのカバーで初めて知った曲だ!これもボブ・ディランだったんですね〜。
Bob Dylan The Times They Are A Changin' 1964
僕の中ではボブ・ディランってこういう曲のイメージ。アコギ一本でこういう声出してる感じの。ほんとテキトーですいません。
Bob Dylan and The Band - Like A Rolling Stone (rare live footage)
ボブ・ディランはライブのたびに曲のアレンジ変えまくってるという話を聞いたことあるんですが、こういうアグレッシブなバージョンは本当にカッコイイな〜。フジロックでこの曲最初にやってくれないかな。
Bob Dylan - Forever Young (Slow Version) (Audio)
あーこの曲はイントロからやばい。 ファンの中では1〜2位を争う名曲だそうです。フジロックの現場で、おっさんたちが「永遠に若いぜ俺たちも…」って聴きながら涙する姿を想像するだけでゾクゾクしてきます。おれ何歳までフジロック行くんだろうな〜。
Bob Dylan - Just Like a Woman - Take 1 (Audio)
あーーーこの曲もボブ・ディランだったのか!!!僕はこの曲、大好きなジェフ・バックリィのバージョンで聴いてました。なんだよ〜おれ知ってるじゃんディラン。ジェフの声なんど聴いても泣きたくなるんですが本家ディランのバージョンもかなりクるものがありますな〜〜。
他にも大量に曲が出てきて何を聴けばいいのかわからないのでこれから少しずつ聴いていこうと思います〜。
ボブ・ディランをエピソードから知ろう
僕はアーティストのライブを見る時に、有名曲のおさらいだけじゃなくて様々なエピソードや物語を事前にインプットしていきます。その方がよりステージに傾倒できるのでより楽しめるんですよね。そこで今回ディランのエピソードをググってみました。息子のジェイコブもフジロック出演したことあるし、家族のほんわか良いエピソード出てくるのかな〜。
スウェーデン・アカデミーからノーベル文学賞の知らせの電話がツアー先にかかってきても、ツアマネにしか繋がらず、ツアマネも「寝てます」としか返答を返さないボブ・ディラン、最高かよ。
— 田中宗一郎 (@soichiro_tanaka) 2016年10月14日
寝てますww
ボブ・ディランにまつわるエピソードといえば、
— Aki (@kamfmngy) 2016年10月13日
自他ともに認めるディラン・フリークであるみうらじゅんさんが、憧れのボブに初めて会った際に、
通訳の人がみうらさんの職業について説明したら、じっと黙って聞いていたボブが一言、
「定職はないのか?」
これが一番好きです(笑) pic.twitter.com/k2MlIKEjF6
人を見た目で判断しないでくださいw
そういえば僕はディランはあまり聴いたことなかったのですが、みうらじゅんの映画「アイデン&ティティ」はもう狂ったように大好きな映画で何度も観ました。物語の中で出てくる喪黒福造みたいなの、あれ「ディランに似た男」でしたよね確か。はー懐かしいもっかい見よ。
というわけで完全に偏屈な人イメージですが、レジェンドをフジロックで観る機会なんてそうないので本当に楽しみになってきました今年のフジロック。今年も行くぜ〜〜〜〜。