2018年2月15日〜17日にかけて、2泊3日で大阪に観光に行ってきた。大阪、何度か訪れたことはあるんだけど純粋に観光として訪れたのは初めて。楽しかったな〜。
初日の夕方〜夜にかけてはTHE ORAL CIGARETTES@大阪城ホールのライブを観に。オーラルは最初仕事がらみで知ったんだけど最近もう普通に好きになりつつある。サマソニ18にもクレジットされていて楽しみ。
翌日はUSJへ。ジュラシックパークエリア最高だわ。
有名な「天ぷら大吉」に行くなど。
ちなみに「天ぷら大吉」天ぷら自体も美味しいんだけどこの中トロ鮪刺身が絶頂レベルだった。
という取り立てて珍しいことはないんだけど「これぞ大阪観光」を存分に楽しむことができて幸せだったなー、と。
ところが。旅程自体は楽しかったんだけど、色々あって初日にホテル取れなかったんですよね。どうやっても空き部屋が予約できなかったので、仕方なくサウナ併設のカプセルホテルに宿泊。
きらめくネオン「大東洋」。
怪しすぎるだろ。
(※大阪では有名なサウナだそうです)
男性専用エリアなのでおっさん濃度100%。
大量のマンガがあって最高。
たいして美味しくないうどん。
という密度の濃い場所だったのですが、僕生まれて初めてカプセルホテルに行ったんですよね。寝るだけならほんと十分な環境です。
何ならコストだけじゃなくて食事からエンタメまでホテルより充実してるところもあるし、いつかバンドメンバーの野郎どもと行きたいなと思って過ごした夜でした。
そんな大阪紀行。楽しかった時間の終わりはすぐにやってくる。切なくなりながら帰りの新幹線のぞみ40号に乗車をした。車内のBGMに僕が選んだのはHello Hawkの傑作セカンドアルバム「Perfect Gone」。
旅によく似合う大好きなアルバムです。
前作アルバム「さかなの目」もtoddleやフラットライナーズが好きな僕にとって大名盤な質感だったのですが、2017年11月にリリースされた今作「Perfect Gone」はもっともっとメロディがキレイになってて歌は叙情的な切ないままで本当にこの国のインディーズミュージックラバーにとって大切なバンド。
ジャケットも美しいこの作品。Vo/Dr岡田航独特の優しいハイトーンなボーカリゼーション、楽器隊が「音の隙間」を多用して印象的に仕上げてる楽曲の数々は、バカ売れするような音楽じゃないだろうけど、好きな人はずっと聴き続けるタイプのアルバム。そういうバンドにはなかなか出会えない。
superchunkの名作「come pick me up」収録の「hello hawk」からつけられたバンド名からもわかるように、USインディの香りが漂っているのも好きな人にはたまらないだろう。
新幹線の窓から見える夕景と「sun」の疾走感の合い方といったら。
Hello Hawk - sun / TOKYO ACOUSTIC SESSION
そんなことを考えながら新大阪から東京駅までもどってきました。あまりにも良いアルバムすぎて聴き続けてたら新幹線の車内にお気に入りだったフレッドペリーのマフラーを忘れてきました。取りに行かないと‥。
ではまた。