一回戦でさっさと負けてしまい落ち込んでいる3人組の姿。
というわけで先日なんですが、半年ぶりくらいにブラジリアン柔術の公式戦である東日本柔術選手権に出場してきました。
会場は墨田区の綺麗な体育館。
近くの公園では子供達がキャッキャと遊んでいて微笑ましかったけど俺たちおっさんはこれから高い金を払ってマットの上をゴロゴロしに行くのである。
生産性とは。
この日はお笑い芸人の品川祐さんが大会にエントリーしていて、白帯カテゴリなのにめちゃくちゃ見てる人多くて盛り上がってましたね。品川さんありがとうございますまた出てください!
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さて誰も興味がない僕の結果は一回戦でポイント0-7負け。
サブミッションを極められることはなかったのでまだいいんですが固められて何もできなかったなー、と心の底から悔しい。
対戦相手の方、まず体格が半端なく良くて筋肉すごそうで、見た目が完全にアルファメイル感出ていて俺なんか対峙するだけで負け悟れるし、道着からちらつくモンモンを見て完全に震えて眠る状態になる私。
(まずい…!対戦する前から完全に相手に飲まれてる…!なんとかしなければいけない!)
僕は試合前に残された僅かな時間でポジティブになれる要素がないか必死に思考を張り巡らせた。
そこでようやくたどり着いた心境(思い込み)が
「メガネ外したからおれは何も見えてない何も見えてない」
と自分に言い聞かせて対戦に臨むことした。
僕は視力が0.1とかなのでメガネがないと本当にぼやけて何も見えない。
もちろんブラジリアン柔術は格闘技なので試合中はメガネを外す。
さすがに相手の動きはわかるけど、顔とか雰囲気はまったく見えないので、いくら相手がいかつくても見えるわけがないのである。
これは勝ったわ。
と思って試合始まったんですが予想以上に何も見えてなくて試合開始後即アドバンテージ取られた。多少は見ないとダメだわ。
そこからはもういいようにサイド取られてマウント取られて絶望的な展開になって負け。はー弱い弱すぎる俺。もっと練習がんばります。
大会後は減量の苦しみからの解放!ということで錦糸町駅から歩いて5分くらいの信じられない旨さを誇るラーメン「真鯛ラーメン麺魚」でがっつり食いました。
うますぎて泣いた。
ところでブラジリアン柔術の良いところとして、やってる人は実は良い人が多いことなんですよね。
帰りしな対戦相手の方を見つけたので、激励を含めて「強かったです」と伝えたくて話しかけました。
見た目はいかついけど予想通りめちゃ良い人で話しかけてよかったんですが、柔術歴を聞いたら
「半年くらいですね」
えっ…半年…?おれなんてもう何年やってるかわからないくらいなんだけど…。あ、もしかして柔道かなんかやってました?
「いや、何もしてないです」
圧倒的敗北感…!
おれ、完全に人間として負けてるやんけ〜。というわけで、今まで僕はブラジリアン柔術に対して「仕事終わりに気持ちよく汗をかけるエクササイズやで」くらいに思ってたんですが、でそれは別に間違ってないんですが競技会に出るとなると話は別です。
基本的なテクニックも不足してるし勝ち方、ポイントの取り方、ポイント取られた時の対応もわかってないなとガチで反省。
ブラジリアン柔術の終わりなき旅はまだ始まったばかり。焦らずできることからやっていこう。
というわけでまた近々大会出ますよろしくです。そんじゃねー。