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生きてて楽しい

【孤独の】はじめてのお一人様フジロック'13 day3【カーニバル】

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前回は期せずして半端ないリア充ブログエントリーを仕上げてしまった私ですこんにちは。フジロック2013もいよいよ最終日に突入しました。ついにやってきてしまった、と言うべきでしょうか。 ====

真の孤独はday3に待っていた…!


day2てたくさんの友達と戯れて調子に乗り、完全に天罰がくだったと言えるだろう。ほとんどの友達は土曜日で日帰りだったのだ!おいおかしいだろ!初来日のマムフォードは!時代最先端ポップス・ヴァンパイア・ウイークエンドは!大御所TheCUREは!day3がメンツ一番厚いのに何でみんな帰るの!!!!

何とか気持ちを変えさせようと、朝から部屋でTheCUREの音源をかけて帰ろうとしているみんなを洗脳してみたんですが逆にみんな萎えちゃっててさっさと身支度してました。

ちなみに最終日の早朝僕は早く起きてしまったのでこんな光景を眼にしていた。

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高校生の合宿みたいに乱雑になっているが楽しそうな雰囲気はわかっていただけるだろうか。例年みんなでこの部屋に帰ってきたあと、お酒を飲みながら「あのバンド良かったね〜」「明日何見る〜」とわいわいするのである。しかし。今年の最終アクトが終わり僕が部屋に帰ってきた時はこうなっていた。

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誰もいない。みんな綺麗に整理整頓して帰ったな…さ…寂しい…。これぞまさにお一人様フジの真骨頂。そういうことなのである。



お一人様フジロッカーが絶対にやってはいけないランキング


ちなみに冒頭の写真。これは「お一人様フジロッカーが絶対にやってはいけないランキング2位」くらいに位置していると思われる「一人川でチルアウト」だ。暑い会場内に流れる川。友達やカップルが思い思いに冷たい川で戯れる。フジロックの風物詩。

ここに一人はやばい。かわいい女子ならまだしも、35歳のおっさんが一人で「わ〜冷たい」とか言ってもそれはもうこの世にとって「無」以外の何物でもない。ああ無情。フジロックとはそれほどまでに僕を苦しめるのか。写真をよく見ると後ろには綺麗な女性が手を広げて満喫している。奥にはマッチョな外国人がクールジャパンよろしく楽しんでいる。僕は「人生とは何か」と問うていた。

ちなみに「お一人様フジロッカーが絶対にやってはいけないランキング」ぶっちぎり一位はやはり「一人ドラゴンドラ」だ。6人乗りのゴンドラにはカップルや友達グループが相乗りになり20分かけて山頂に向かう。美しい景色にみんな感動を分かち合い、通り過ぎる反対側のゴンドラに乗ってる人達と手を振り合う。一人でこれらと相乗りは心に大きな傷を残すこと間違いなし。

三位は「一人ストーンドサークル」だろうか。みんなでわいわいと太鼓を叩くイベント。あれは友達同士で叩くから楽しいわけで一人でやっても誰とも何も分かち合えない。ただの器械運動として棒切れで物体を叩くだけの時間を過ごすことになるだけだ。やめておけ。

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四位は「一人いちごけずり」が堂々のランクイン。フジロック会場内スイーツダントツの美味しさを誇る「いちごけずり」が今年も猛威をふるっていた。美しく綺麗な女性フジロッカーがこぞって食べていたいちごけずり。おじさんも食べたいよ。というわけでいちごけずり買って一人で食ってた。美味しかったので精神の崩壊は免れた。

いかん何を書いてるのかわからなくなってきた。フジロックのレポでもなんでもなくない。アーティストも観てましたよ。

YO LA TENGO


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新進気鋭のバンドDIIVが同時間帯レッドマーキーで演奏しておりヨラ見るかレッドいくか壮絶に迷ったけどおれヨラ大好きだからグリーンステージ選びましたよ。晴れ渡る涼しげな苗場の地で、あの巨大なグリーンステージで鳴り響く「sugercube」を浴びることができてこんな幸せなことないじゃん。

WILKO JOHNSON


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末期ガンであることを公表し、全てのツアーを中止していたウィルコがフジロックのためだけに戻ってきた。引退でも解散でもなく、明らかに「まもなく死ぬ」という意味での「最後のライブ」。しかしステージの悲壮感はゼロ。あまりのパワフルさに「最後の勇姿を見届けよう」などと舐めた態度で観ようとしていたオーディエンスをぶっ飛ばすつもりだったんじゃないかってくらい圧巻のライブパフォーマンス。She does it rightのカッティングとかどうやってるのか、でかいモニターで観ても結局わからなかった。すごかったなー。

daughter


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ウィルコを中抜けしてレッドで観た新人daughter。さすが4ADだけあって曲も独特のアプローチだしサウンドバランスも最高。なんかvo女性版シガーロス、って感じの高みに登っていく演奏が素敵だった。

MUMFORD and SONS


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グラストンベリーフェスのオオトリ、マムフォードがまさかのトリ前にすらならないあたり格差を思い知るわけですが「夕暮れ時のマムフォード」を観られるなんて日本でしかできないのでお得感やばい。

開演から会場のボルテージあがりまくる。MCでも「初めまして!」って言おうと思ったのか「ハジメ…ハジメ…」とど忘れしたらしく観客から「ましてー!」の大合唱サポート入るあたり微笑ましくなった。しかし…!僕はどうしてもヘブンのロータスを観たかったので2曲だけ観てヘブンにダッシュ!マムフォード単独いきてーなー。

LOTUS


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今年ダントツのベストアクト、ロータスっ!!ダンスバンド系アクトは往々にして演奏力も高くフジマジックもかかって伝説的な演奏になることが多いわけですが僕の中では2010のLCDサウンドシステム超えたね。

一曲目から脅威の演奏力で鬼のアゲっぷり。決して多いとは言えない客もみんな手を上げてうぎゃああああと歓喜の声。みんなうまいんだけどドラムがやっぱりすごい。初日のマッケンタイアとは全く違う、ジャズやプログレ要素のある叩き方は僕らには新鮮なのかもしれない。

途中のインプロビゼーションではなんと「ゼルダの伝説」のメインテーマを即興でぶち込んできた!なぜゼルダwwあとファイナルファンタジーとかもぶち込んできて過剰なサービス精神がたまらない。

ラストは圧巻の「Spiritualize」でヘブン全域が完全昇天。今まで観たことなかったけどちょっと凄すぎるバンドだなー。毎年来ないかな。今年ブッチきりのベストアクト!

そして完全に一人に…


なんだかんだでグリーンの基地にいったら誰かいるものですが、いよいよ日曜日のこの時間になると友達全滅した。

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高校の同級生しおざわ。いつも朝霧ジャムやフジで一緒してる奴。今年は3日目だけふらっと現れた。もうすぐ帰るという20時頃に集合しオレンジの海老油そば食ったよ…うまいな…ああ。

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ヘブンやオレンジの奥地。日曜日の夜になると、この楽園がもうすぐ終わってしまうことを嫌がるかのように、カップルの距離が近くなってきているのがわかる。いや以前はわからなかったが、一人になって初めてわかる。金、土とそれとなく「良いな…」と思ってた男女が、日曜日になると「ねえねえ…もう帰りたくないよ…」という空気で手を握りしめてる光景が無数に広がる空間それがフィールド・オブ・ヘブン。いままさに「お一人様完全体」となった僕に殺意のち寂寥感しか残らない精神の危険水域に突入。




そういえば僕のday1ブログを、有名人のIT戦士ゆかたん氏が「リアルモテキみたい」とRTしてくれました(ありがとうございます!)。ですが、何もしかしてそれって「お一人様だから」とかじゃなくて「黒縁メガネの冴えないおっさん的佇まいがフジ君に似てる」って言いたかったわけふざけんなーおれは今ならフジ君の気持ちわかるぞおおおおお!とか想像してた気がする。寂しかったんだろうな。僕は何で苗場の山奥で精神修行積んでいたのだろう。

lettuce


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まあそんな感情もレタスの会心の演奏を見てたら次第に和らいでくる。有名なジャズ/ファンクバンドの演奏もまず外さないよな〜。ロータス〜レタスとぶつけてくるFUJI ROCKのセンスはほんといつも感服です。

20代の頃はいつもGreen、ホワイト、レッドの往復ばっかりでヘブンとかオレンジのバンドなんてほとんど観なかった。30代になるとなぜかそういう奥地の良さがわかってくるという不思議さ。こういうところもフジの奥深さがある。これから毎年終盤はヘブン〜オレンジあたりで終えても良さそう。

The CURE


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いよいよフジロック13も最後のバンド、The CURE。僕はだいぶレタスで粘ってたんだけど飽きてきたので途中からグリーンに移動。移動したら名曲「Friday I'm in love」の演奏が始まった。歌詞も完璧に覚えてたから、僕は一人で歌ってた。

このラブソングをオッサン一人で歌うわけにはいかないよ〜と言ってたら前日の宿で友人達が「The Cure好きが目当てで、フェスお一人様で、めっちゃかわいい女の子見つかるって!頑張ってナンパしなよ!」とか変な励まされ方をされたのだがそんな絶滅危惧種いるわけないだろう。いやCureが好きなかわいい女の子はいてもお一人様で日曜日の真夜中にくるような奴はどこにもいない。でも僕はこの曲が好きだから一人でも歌ったのだよ寂しくないよあはははは!

3日目にして、僕の体力・精神力ともに限界に近づいているようだ。しかしThe CUREは延々と演奏をやめない。おかしいだろ。22時から演奏が始まって0時を超えた。もう観客も少ない。そしてたちの悪いことに0時を過ぎてから「Boys don't cry」などのキラーチューンを連発しまくるという鬼畜セットリスト。なんと合計2時間半。単独かよ!最高だ!

See you next year!!


とこんな感じで終わったFUJI ROCK2013。確かに一人の時間は長かったけど、実際は好きなライブに気兼ねなく行けたりして良いこともたくさんありました。あと今回良かったのは、来てるとわかってる人でLINEのグループを作っておいたこと。「今○○見てる〜」とつぶやけば誰かしら反応してくれることもあったのでどうにか寂しさが紛れたこともありました。でもやっぱり友人達とわいわいするFUJI ROCKの方が楽しいですけどね!

最後に…みんな入場時のゲートで写真撮りますが、最終日終盤の出口ゲートに表れる「See you next year」看板。そこでもみんなで撮影するのが恒例となってるわけですがもちろん僕も撮りました!それがこれ!

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顔見えねえ!お疲れFUJI ROCK!今まで読んでくださりありがとうございました。ガチぼっちの方からすると「全然一人じゃねーじゃん」などあるかとは思いますがまあ半分ネタなので気にしないでください。楽しかったねフジロック!