サッカーワールドカップ盛り上がってますね!日本負けちゃいました〜。サッカーのことはあまり詳しくないんですがさすがの僕も今朝の試合観ました。まあ詳細は詳しい人にお任せするんですがびっくりしたのはNHKのワールドカップのテーマ曲である椎名林檎さんの「NIPPON」。PV観てぶっ飛びましたわ。
こここここ…このギターの長髪の御影は…!名越由貴夫さんではないですかああああおおお神よ!
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名越さんほど知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったく知らない(けどプロデューサーや作曲で聴いたことある)というギタリストも珍しい。僕の中ではBloodthirsty Butchers吉村秀樹も在籍していたCOPASS GRINDERZのギタリストという認識ですが、世間的に有名なのはCharaの以下の2曲作曲ってとこですよね。
Chara/タイムマシーン
これは我らが吉村秀樹と名越先生の共作なのだよ!
Chara/大切をきずくもの
これも名越さんの曲。どちらも名曲過ぎてまじテンションあがる。
他にもSuperflyで弾いてたり、UAや(なぜか)長渕剛や松浦亜弥のバックでGuitarを弾いてたりとすごい振り幅で仕事をされている方なのである。あと椎名林檎の2ndアルバムで参加していたそうで、その流れでこの仕事がきたのでしょうね。ああもう美しい佇まい。そして(さっき貼ったyoutubeには収録されてないけど)曲後半のギター鬼フレーズは震える。
そしてやはり僕的にもっとも重要なのが、僕の人生最重要アルバム「kocorono」のプロデューサですよ!名越先生は!
名越由貴夫☓吉村秀樹インタビュー
このインタビューは世の中のすべてのブッチャーズファンが暗記するレベルで熟読すべき内容になっているのである。1996年に出た原盤も名越さんプロデュースで、2010年に出たリマスター盤も同じ名越さんプロデュース。それに対して
──そして、"完全盤"と銘打って発表するなら名越さんや当時のエンジニア氏ともう一度タッグを組むのが絶対条件であったと。
吉村:うん。別の人に投げたリマスターは薄っぺらいリマスターになるんだよ。ちょっと待てよと。だったら違う道を行くのもいいんじゃないかと。14年も経って僕らも歳を取ってるわけだし、この作品に対して今何ができるのか? っていうところからすべてが始まったわけ。フガジのリマスターを全部買った男の選択だから間違いない(笑)
あのリマスター全部買ってたのかww
名越:俺も当時の完成盤をもう一度聴き直したよ。やっぱりこの作品は自分にとって特別なものだと思った。リマスター作業をしながら改めてそれを痛感したし、ここまでガッツリ関わったアルバムは他にないしね。曲単位ならあるけど、アルバムを丸一枚関わったのは『kocorono』だけだから。
神宿る作品たる理由がここにあることがわかる発言である。他にもモリモリの濃密で意味不明なインタビューは必見。まあとにかくですね、コーパスも復活したしそんなすごい人がギター弾いてるんだな、ってことを知らなかった人にも伝わると嬉しいですね!
ちなみにCOPASS GRINDERZはこんな感じ。ああああくっそかっこええんじゃああああああああああああ!