I'm Swayin in the Air

起業3年目を迎えました

フラットライナーズというモラトリアムの初体験!渋谷7th floor爆音祭り最高!


連休最終日。

「Pavementの遺伝子を極東で継承した永遠のモラトリアム」フラットライナーズのライブを観に渋谷7th floorに訪れました。渋谷o-westやeastは何度も訪れてるしnestに至っては先月出演したわけですが7th floorは初めて。ドリンクは美味しいし食事もうまい。そしてライブも最高にエキサイティングで明日からの仕事が始まる日々を何とか乗り切れそうだなって思い込めるくらいには元気出ました。

 
grow and the forest
 


フラットライナーズを観に来たんですが、その前に出ていたgrow and the forestという3人組の外国人バンドが凄まじい存在感を出してて惚れ込んでしまった。
 
pinbackのような静的emoアプローチと言えば伝わるだろうか。決してディストーションで歪ませるのではなく、静かなフレージングと歌心で激しさを伝えるバンドだ。こういうバンドに出会えるから僕は小さいライブハウスに通うことをやめられない。
 
 
うちのマークと同じくらいイケメンやないか〜。今度「日本で活動する外国人バンドばかり出るライブ」を企画します。音楽と英会話の祭典にします(妄想)。
 
 
 
フラットライナーズ
 
 
そしていよいよ本日のメインイベント、フラットライナーズの出番だ。やっと見ることができた!
 
音源をずっと聞いてたけど、フラットライナーズはいわゆる「等身大」としての、ある意味で「格差社会のスタートラインにすら立てない男性の諦念」を美しいメロディに乗せて熱く歌ってくれるところが本当に心を打つのである。
 
 
 
 
開演前の音出しから爆音ww外部スピーカーいらずである。アンプの直音がしっかり客席に届いていてこれは耳に異常をきたすレベルの爆音ショーが期待できる。
 
 
 
 
「ホライズン」という曲で開演!スピード感ある(と言ってもフラットライナーズならではのスピード感)この曲かっこいいんですけど!!新曲なのかな。音源欲しい〜。
 
続いて「都落ち」という曲。フラットライナーズは、ちゃんと演奏前に曲の紹介をしてくれるから嬉しい。決してチューニングをする時間を稼いでいるわけでは無いと思う。よくスカした態度で曲間何も喋らなかったり挨拶しないバンド見るけどほんとそういうやつは石川さんの使い古したインク舐めてろ!
 

石川さんのMCがいちいち面白い。ピックの持ち方が変だと知ったのが3週間前だったとww大丈夫ですマーティフリードマンなんかクソおかしいピックの握り方してますから!って僕は心の中で励ましていた。
 
アダルトなカップルに捧げられた「パインボックス」。曲のエピソードを説明してもらえるのほんと助かる。より感情移入してしまう。そして「2枚だけ持ってきたので欲しい人は言ってください」というMCで紹介されたファーストアルバムのタイトルトラック「不運な人」。なぜ2枚しか持ってきてないのか。しかし「不運な人」の名曲ぶりは半端ない。おれ一緒に口ずさんでたからな。


 
だいたい2015年にメンバー4人中2人がピンクフロイドのTシャツを着ているのであたり最高に前衛的だ。そして「ライブが終わったら愛車で名古屋に帰るけどその車の曲」という「セダン」。そして最後に僕的2014年心を揺さぶられた名曲シリーズベスト5には入ってるであろう「トゥルーラブストーリー」で締め。最高だ!大好きだフラットライナーズ!


終演後、フラットライナーズ石川さんに挨拶させていただいたり、room202西森さんとしばらく話し込んだりと幸せな時間を過ごさせて頂いた。


この世代の方々と音楽の話をすることが僕は本当に好きだ。もしかしたら自分の失われた10年を埋めるために今もがいていて、少しでもそれの補填となると思っているのかもしれない。それは周りからしたら実に浅はかに見えるかもしれないがそれもまた自らの選択の結果なのである。
 
と、まるで勝間和代あたりがノリノリで翻訳する自己啓発本のようなことをインターネットに書き散らしてるあたり痛々しいので早く寝よう。
 
まったく関係ない話ではあるが、とにかくフラットライナーズの強烈なオリジナリティはもっと評価されるべきだ。ライブをみて改めて強く思ったのである。これからもライブたくさん見るので応援しております!

フラットライナーズHP

フラットライナーズ
moisture records/YOUTH INC.
2012-01-18