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SMALLPOOLS「LOVETAP!」は2015年最高のキラキラエレクトロポップアルバム確定!夏に向けて身体鍛えなきゃ

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 最近あまり雑誌買わなくなりトレンドが追えなくなってきたこともあって、タワレコ渋谷などによく行きます。試聴コーナーで良さげな音探すんですが、現在パワープッシュされてるこのsmall pools "LOVETAP!"。が極限までキラキラさせたエレクトロポップスで最高すぎる。
 
これはもう完全に夏休み、オープンカーに乗って真横にサングラスとタンクトップとショーパンの美女を乗せて海岸沿いを踊りながら車内で流すのに最適な音楽だ。海に到着したら2人で車を飛び降りて服を脱いで海辺まで走り抜けて…その時にBGMでかかっていて欲しい音楽No. 1だ。想像できるだろうか。
 
ちなみに僕はかろうじて運転はできるがオープンカーなんて乗ったこともないし、もはやオートマしか運転できないし、そんなことに付き合ってくれる海が好きな美女は知り合いに1人もいないしそもそも夏休みなんか無かった。
 



まず圧倒的にかっこいいのが3曲目の「DREAMING」。passion pitを思わせるハイトーンボイスとキラキラ電子音があらゆる箇所に散りばめられたこのスタイルは圧倒的に2015年の商業系POPSとして正しいあり方だ。
 
ここ10年ほど、音楽シーンはフェスティバルブームを無視できなくなってる。フェスというのは単独ライブと異なり「ファン以外の一見さん」が多く観に来るため、難解な音楽より「聴いてすぐ踊れる」を鳴らすバンドの方が圧倒的に強い。だってさ、もしレディへがマイナーなバンドだったとして、くそ暑い中うすらハゲたおっさんがステージ上で変なムーブしながら「か〜ま〜ぽり〜す〜」って歌ってるの観るより、「DREAMING」のようなキラキラチューンで女子とこれやべえ!とか言いながら踊ってる方が人生楽しい。
 
まったく関係無い話をしてしまった。とにかくこのsmallpoolsはともすると浮ついた文脈で語られてしまう危うさを含有しつつも、ROYAL CONCEPTなどと共通する2015年ポップスシーンに名前を残すだろう素敵な作品となってる。
 


セカンドEPの「KARAOKE」は一転ややしっとりめに仕上がってる。カラオケって最近アメリカでもスタンダードになってるんですかね?以前「フジロックアーティスト縛りカラオケ」行ったことあるんですが、もうレディへとかばっかりで悲惨なカラオケに行ったことがあります。あ、僕は別にレディへ嫌いじゃないです。
 


また、初聞きから圧倒的シンガロング間違い無しの「Mason jar」もライブでおーおーおーと歌いたくなる。バッキングで鳴ってる音はマンドリンかな。ちょっとした郷愁すら感じる。
 
 

smallpoolsはLAの四人組。2013年に結成されたようで今作がデビューアルバム。流行の音だけに売れると思うのですが、次回作以降どう変化していくか楽しみです。サマソニあたりが日本に呼んでくれないかな!楽しみ!

 
Smallpools
2015-03-24

 
 
Sony Music Labels Inc.
2015-03-25