私は10代の頃からパンクやエモといったインディー感ある音楽が好きでライブハウスに通っていたし、自分でもバンドをやっていた。
なんなら下北沢ERAはオープニングイベントにも出たし、bloodthirsty butchersのオープニングアクトをやったこともある。仕事だって音楽関係だ。音楽に関してはストロングスタイルを自認している私である。
そんな私が、まさか40代にもなってからとあるアイドルの方を見てテンションぶちあがる時が来るとは思わなかった。そして気づいたらライブに訪れ、チェキ券を購入していた。
RAYというグループのメンバー、内山結愛さんという方である。RAYは「シューゲイザー感バキバキのアイドルソング」という音でもう完全にマイブラ好きのおっさんを狙い撃ちしてるのはわかっていたんですが、内山さんがご自身のブログにアップされてる「聞いてみた」シリーズの様子がとにかくおかしい。
bloodthirsty butchers
cowpers
bluebeard
21歳がたどり着ける音楽ではないwいったいどういうことなのだ。まさか20年の時を経て内山さんのような美女にこのジャンルを評価される時がくるとは…😂
気づくと私は内山さん生誕祭ライブのチケットを買っており当日を迎えた。
自分は今年会社を立ち上げ「mogily」というデジタル整理券サービスを作ったのだけど、前日はBE:FIRSTさん@立川で導入していただき2日間泊まり込みで対応をしていた。起業したてなのでとにかく一日中仕事ばかりしている。
しかしこの生誕祭の時間だけは自分のための時間に使ってもいいだろう、そう思い翌日午前中に立川から下北沢に向かった。身体は疲労で悲鳴をあげており、老体に鞭を打っているような状態。老いってつら〜〜。
やべえなw
これはかわいい。
ヤバT。
iPhoneで撮影したら顔認識しまくりである。built to spill持ってるあたり神です。このTシャツどこで着ればいいんだろうか。来年のフジロックで着るかな。
そして入場してしばらく経ち開演。初めてRAYのライブを観た。久々にライブハウスで聞く爆音と、彼女たちの歌声とダンスは本当に素晴らしかった。特に「ネモフィラ」「バタフライエフェクト」の酩酊シューゲ感はまじでやばい。ステージにケヴィンシールズいるのかと思った。
初めて彼女たちのステージを観たので過去と比較することはできないけど、独自の路線を突き進もうとしていることがバシバシに伝わってきた。いつか大成功するまで僕もささやかながら応援したいと強く思わせるライブであった。
そして終演し、チェキ券というものを買った。私はアイドル文化をよく知らなかったのだが、一緒にチェキと呼ばれるインスタントポラロイドを撮影できるらしい。買ったわ。応援のつもりだからな…!
紙に整理番号が書かれてる。70番くらいの呼び出しから緊張し始めたw業界のどんな大物に会っても緊張しないですが、さすがに内山さんと数秒でも会話できるのは緊張する。
そして106番calling。緊張しすぎて何を話したのかまったく覚えてない。これがチェキの魔力…!
本当に何を伝えたのかまったく覚えていないんですが、僕が伝えたかったのは「ステキな音源をたくさん紹介してくれてありがとうございます。RAYのみなさんも必ず大成功できると思うのでこれからも頑張ってください」ということです。ここで言ってどうする。
もはや親目線。
何なら我が家の娘も20歳ですが、一時期アイドルになりたいみたいなこと数年前に言ってて僕は「後悔しないために絶対にチャレンジした方がいい」と言い続けた。もうその世代の人たちがチャレンジしてる姿を見るだけで応援したくなります。またライブ行こう。
明日は映画「kocorono」新宿シネマートで再上映されるので行くぞ〜。予告編だけで既に泣きそう。
bloodthirsty butchersのドキュメンタリー映画『kocorono』(川口潤監督作品)、11月12日(金)よりシネマート新宿にて10年振りの再上映。公開まであと1日。明日です! また、今年35周年を迎える11月14日(日)のブッチャーズ結成記念日まであと3日。 pic.twitter.com/kaxj4S2btI
— 映画『kocorono』 (@kocorono_film) 2021年11月11日
久々にkocorono聴いてテンションぶち上げて生きます。