I'm Swayin in the Air

起業4年目を迎えました

大?小?それともゾロ目?

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迷ってる事があると僕は高円寺駅から徒歩3分くらいにある「小杉湯」によくいく。今も行ってきた。最近毎日しぬほど迷ってるなー。普段は酒を飲まないけど今日の会食は楽しすぎてずっと飲んだ。めちゃ酔ってる。

 

さて。僕の今の迷いを例えると「大小」に近い。

 

「大小」とはマカオのカジノで主に行われているギャンブルの一つだ。ディーラーが二つのサイコロを振る。客は「二つのサイコロの出た目合わせた数が6より大きいか小さいか」を当てるだけのシンプルなゲームだ。普通に考えると2分の1の確率で勝てるゲームだけど、稀にゾロ目が出る。ゾロ目になると賭け金は親総取りになるところがこのギャンブルの妙である。沢木耕太郎の小説「深夜特急-香港・マカオ-」にリアリティのある描写がなされてる。

 

 

深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
 

 

 

「深夜特急」に感化された僕は20代の時に香港マカオに旅をした。同行者たちと「ホテルリスボア」にいき、大小に興じた。最初は勝ち続けたけど最終的に大敗した。まさに「深夜特急」の大沢たかおと同じ境遇になった。その時自分はギャンブルに向いていないと心から思った。

 

そして約20年。今マカオがどうなってるかは知らないし、すっかりギャンブルもやらなくなった。けど「ビジネス」というある意味で人生賭けたギャンブルにどこまでbetするか悩み続けているのである。まさに大か小か、それともゾロ目か。僕は次の賽の目が、ゾロ目の親総取りになると思ってて全財産賭けてみたくなっている。さーてどうするかな。

 

負ける可能性はもちろんある。でも、少なくとも大小やポーカーよりは勝ち目がありそうだ。仲間がたくさんいて、応援してくれてる。その人たちと一緒に旅に出ようかなと思ってる。それが今なのか明日なのか半年後なのか。親はいつサイコロを振るのかなー。タイミングを見計らってる。