I'm Swayin in the Air

起業4年目を迎えました

音楽×トークンエコノミー×ファンコミュニティについての思索

僕の2021年は不思議な幕開けになった。

covid-19に感染するリスクを避けたいと考えて、2020年12月下旬から2021年2月中旬まで新潟で生活する実験を実施。
リアルで家族以外と会話することはなくなった。
何とか生きていけるということがわかったので良かったと思う。
ミーティングはすべてオンライン。
仮にcovid-19がなくなってもこの生活様式は続いてほしいな。

clubhouseがおもしろい

2021年2月突如ブームとなった音声SNS「clubhouse」が面白い。
昨年も勤務先で「音声だよね」なんて話はしていたんだけど、こんな形でのSNSがあるんだなと関心した。
自分の知識や考えをパブリックなものとして誰かと公開ディスカッションするのはエキサイティングな体験だった。
人は誰しも何者かになりたいのである。

特にテンション上がったのは「音楽×トークンエコノミー」と「音楽×チケットビジネス」の2つ。

音楽×トークンエコノミー×ファンコミュニティ

clubhouseで話したトークンエコノミーについては、音楽業界はそろそろ真面目に取り組まないといろいろ間に合わなくなると思っている。
もう周回遅れの可能性もあるけど、まだやれることはたくさんある。

covid-19の影響で、2019年以前と以降のコンサート事情は大きく変わっており、ライブ興行で食っていくのはかなり難しくなってくるだろう。
そうなると、ファンをファンとして繋ぎ止めておくためにアーティストは別の価値を提供しなければいけない。
みんな配信に頭行きがちだけど、アーティストが個人LIVERみたいに毎日死ぬほど配信なんてできないし、そんな映像見たくもない。

LIVEもできない、配信も多くはできない、となると今度はファン同士のコミュニケーションにマネタイズ軸がフォーカスされるのではないかと。
でも日本ではファンクラブのプライオリティが高いので、そのCLOSEDな環境をどうやってブレイクスルーさせるか議論が必要になってきますね。


何が言いたいかというと、ファンクラブがメインの収入源になっているアーティストはもうファンクラブを解散させることはできなくて、でもLIVEが数年間満足にできないとファンクラブに入っているメリット(チケットが取れる)が下がってきて先細ってしまう。
だから、LIVEを前提としない新興アーティストがファンクラブビジネスじゃない軸でマネタイズしていくんだろうなと思ってて、そこにトークンエコノミーシステムが存在すると直接アーティストを応援するみたいな仕組みがスマートになる気がする。

めっちゃわかりにくい文章になっちゃったけど仕事しなきゃいけないのでこのままにします。
トークンエコノミーはこの本読んでおけば超簡単に理解できると思います。

トークンエコノミービジネスの教科書

トークンエコノミービジネスの教科書

  • 作者:高 榮郁
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: Kindle版




2/15、久しぶりに東京戻ります。
戻りたくないけど、いろいろやることあるので仕方なく。

f:id:kocoronoblue:20210210113909j:plain