小出と申します。 Bagsy Me合同会社というIT関連の法人を新宿区内で経営しています。弊社は「会員登録なし、あっという間にLINEで整理券」をコンセプトにしたデジタル整理券サービス「mogily」を開発し、事業展開しています。
「いつかこんな整理券システムができたら良いな」
と考えてサービス化したのですが、新型コロナウィルスの影響は深刻であり、コンサートやイベントにおける整理券サービスの需要は高まり続けていると感じています。
コロナ禍以前は「●●の列に大人数!」がブランディングになっていた時期もありました。しかし今では行列の組成は「密」となり、忌避されるものになっています。事業者側が「まあこれくらいいいか」と思ったとしても、ユーザー側は密を作る列を嫌がることをSNSに投稿し、そのブランドのロイヤリティが下がるんじゃないか、と感じられる時代になりました。
さて、そんな中です。
東京都渋谷区における若者向け新型コロナウィルスのワクチン接種において「予約不要」での接種受付を進めたところ、多くの人数が集まり予定ワクチン数をあっという間に越えてしまい、翌日は「抽選券を(紙で)配布」することにした結果、その抽選券を求めて長蛇の列になる報道を拝見しました。
SNSではこの事態に違和感を表面する人が多くいます。私は、何が正しいとか間違っているとかには興味がまったくなく「クライアントの課題解決のみ」がビジネスの本質だと思っています。たまたま僕たちは「LINEアプリですべてが完結するデジタル整理券」サービスを持っていたので、これを提供することが課題解決に繋がるのではと思いこの文章を書いています。
偶然ですが、上記記事が出た日、私は原宿の某ポップアップショップにいました。とあるアーティストの特設イベントが開催されており、整理券サービスとして弊社の「mogily」が導入されていたためです。mogilyには抽選機能があり、数千件の応募から数百人を抽選(被りなし)をして発券まで可能です。ほぼ自動化されているので、最短2~3日の準備期間をいただければmogilyを使ったイベントが実施できるのです。自動化は良いことです。
今日は猛暑日でした。 渋谷の会場では若者が抽選券を求めて1kmの列をなし、原宿ではデジタル整理券サービスが効果を発揮して密の完全回避。何が正しいかはわかりませんが、少なくとも35度を超えるコロナ禍の真夏日に1kmの列に並びたい人はいないんじゃないかと思います。
だから、その課題を解決するデジタル整理券サービス(いくつかあります)を導入した方がいいと思うし、もし「mogily」が採用されればこれほど嬉しいことはありません。導入を決めて契約さえ成立すれば2~3営業日以内に導入できるよう準備します。
【mogilyの特徴】
- 整理券の申込み、抽選or先着、発券、入場がすべてLINEだけで完結
- ユーザーは会員登録不要(LINEの認証は必要です)
- LINEアカウントを友だち追加すれば、すぐに申し込み可能
- 先着、抽選どちらも対応(被りなし当選)
- LINEアカウントの友だちが増える
などとなっています。国内のLINEの利用者は多いですし、UXは悪くないんじゃないかと思っています。以下にサンプルをたくさんアップしましたので気になる方はクリックしてみてください。
弊社の整理券サービス「mogily」を使ったワクチン接種抽選券サンプル(といっても本番環境)ができました
— コイデ🐿デジタル整理券「mogily」 (@bagsy_me) 2021年8月28日
【特徴】
・受付
・抽選結果
・発券
・入場
以上すべて「LINE公式」で完結。導入ご検討自治体様DMやメールください。今なら2営業日以内でリリースできます。文言はすべて仮です。以下リプ欄→ pic.twitter.com/0FPsF0ZJJ5
【mogilyでできないこと】
- ワクチン接種券番号との連携(めちゃくちゃ開発すればできると思いますがすぐにはできないです)
- 申し込み、当選のキャンセル
- 恣意的な抽選作業(すべて完全ランダムです)
- web受付、メール受付(LINEのみです)
- LINE Messaging APIの利用が禁止されているアカウントでの利用
上記はできません。超シンプルな設計を心がけているので今後も入れないと思います。
開発の側面でいうと、LINE Developersにて公式に提供されている「LINE Messaging API」および「LINE front-end framework」そして「Google Cloud Platform」をメインで使っています。そのため「LINEやGoogleが落ちた!」みたいな状況が起きると一時的に使えなくなるなどはあると思います(私はここ数年で1~2回しか遭遇したことないです)。
【値段】
弊社はクライアントの大小で価格を変えることはしません(時期で変えることはあります)。超大企業でも、個人事業主でもサービス利用料は同じにしています。1日500人未満の当選者となるイベントは、現在1回につき50,000円(税抜)+初期費用30,000円です。10回やって50万円、100回やって500万円です。
それが高いか安いかはわかりませんが、上記価格で皆様にご利用いただいており、それほど法外な値段ではないと思います。スタッフ稼働やデザイン、開発が入る場合は見積価格が変わりますが、事前に明確にします。
「公益性を考えたら無料で提供した方が良いのでは?」というのも一瞬よぎったのですが、我々もビジネスとして事業展開をしており、また法人化したばかりで私の口座残高は毎日息を吸うたびに減っています。もう少しビジネスを続けたいので、ご理解いただけるとありがたいです。
あ、もちろんこれは東京都だけに向けた文章ではありません。各自治体で困っている方は言っていただければすぐにテレカンファレンスでご説明します。また店舗さんやイベンターさん、コンサート制作会社さんもぜひご検討いただければと思います。
●お問い合わせ
メールアドレス → koide@bagsy.me
公式サイト → Bagsy Me合同会社